リスキリング関連サービスを提供するLiNewは、営業職や事務職を対象に「営業まわりの事務作業に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。
調査概要
- 調査時期:2022年11月11日~11月12日(2日間)
- 調査対象:全国の20歳~69歳の営業職や事務職
- 調査方法:インターネット調査
- 回答数:221
調査結果
営業まわりの管理や請求業務にExcel、もしくは類似するツールを使用しているかという質問に対し、70.7%が「はい」、29.3%が「いいえ」と回答した。
営業まわりの管理で請求業務をExcel、もしくは類似するツールで管理することに大変さを感じているかたずねた。その結果、「強く感じている(21.1%)」「やや感じている(50.7%)」を合わせ、71.8%が大変さを感じていると回答した。
顧客や商談管理の入力など事務作業に時間をとられることにより、通常業務(営業活動)に支障がでることがあるかどうかたずねた。その結果、「ある(16.7%)」「ややある(43.3%)」を合わせ、60%が支障がでることがあると回答した。
営業で外出中にPCを開かないと確認できないことがあり、困ったことがあるかどうかたずねた。その結果、「非常にある(17.7%)」「時々ある(42.8%)」を合わせ、60.5%が困った経験があると回答した。
調査結果より(LiNewによる見解)
今回の調査結果から、営業の現場ではExcel、もしくは類似するツールをベースとした営業管理の方法が未だ広く浸透していることがわかった。Excelは、多岐に渡る用途で使用できる一方で「データを詰め込むことにより可読性の効率が悪くなること」や「情報の一元化ができないため必要なときにすぐにデータを探し出すことに時間がかかること」が不得意分野として挙げられる。
同社は、今回の調査結果の悩みを解消する、人材業界に特化した(派遣、SES、業務委託)営業支援ツール「Cotom(コトム)」のサービスを2023年2月に開始予定。人材や案件などの情報を一括管理するほか、今までの管理フローを簡略化することが可能。また、スマートフォンに最適化しているため、外出先でも情報の確認や更新が行える。