Hajimariが提供しているマーケターと企業のマッチングサービス「マーケティングプロパートナーズ」は、大企業(従業員数1,000名以上)のBtoB事業を推進するマーケティング担当者104名を対象に「大企業のマーケティング課題に関する実態調査」を実施。その結果を発表した。
- 調査概要:大企業のマーケティング課題に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年7月25日~同年7月28日
- 有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)のBtoB事業を推進するマーケティング担当者104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
外部環境の変化に合わせたマーケティングが実施できていると思うかたずねたところ、「非常にそう思う」が10.5%、「ややそう思う」が43.3%という回答になった。
現在、顧客獲得のため最新のトレンドに合わせた施策が実践できているかたずねたところ、「かなり実践している」が7.8%、「実践している」が53.8%という回答になった。
「かなり実践している」「実践している」と回答した層に、実践している顧客獲得のための新規施策をたずねた。その結果、「動画コンテンツ」(48.4%)がもっとも多く、「Web広告」(43.8%)、「SNS運用」(40.6%)と続いた。
「実践していない」と回答した層に、今後、新規施策の必要性を感じているかたずねたところ、「非常に感じる」が36.0%、「やや感じる」が52.0%という回答という結果になった。
「非常に感じる」「やや感じる」と回答した層に、新規施策を実施する上でのハードル/課題をたずねた。その結果、「新規施策を推進する人材がいない」(54.5%)がもっとも多く、「費用対効果がわからず稟議が通らない」(40.9%)、「社内に新規施策のノウハウがない」(36.4%)と続いた。
「わからない/答えられない」以外を回答した層に、選択肢以外での新規施策を実施する上でのハードル/課題をたずねた。結果は次のとおり。
<自由回答・一部抜粋>
- 会社からは号令ばかりで具体策が何も示されない(53歳)
- 組織の内部の管理職たちが、既存の方法や手法に固執しており、変化に反対しかしないため(61歳)
- 企画力(48歳)
- ターゲットを明確にすることすらできていない(52歳)
- 海外本社の日本市場への理解が得られない(49歳)
- 時間がない(48歳)
勤務先での「マーケティング戦略」の立案から実行において、組織単位で苦戦しているかたずねたところ、「かなり苦戦している」が11.6%、「やや苦戦している」が61.5%という回答になった。
勤務先にはすでに「CMO人材」がいるかたずねたところ、「はい」が35.6%、「いいえ」が64.4%という回答になった。
今後マーケティング戦略から実行までを進める上でCMO人材を獲得したいと思うかたずねたところ、「非常にそう思う」が15.0%、「ややそう思う」が29.9%という結果になった。