オープンワークが「新卒入社してよかった会社ランキング2022」を発表した。同調査は、OpenWorkの会社評価レポート内の「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度勧めたいと思いますか?」という質問(0~10点)に対する回答を20代の新卒入社社員(2015年以降入社)に限定して集計し、ランキングを作成したもの。
1位はベイン・アンド・カンパニー
1位となったのは外資系コンサルティングファームのベイン・アンド・カンパニー・ジャパン。外資コンサルティング業界としては、ほかにもマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループが上位にランクインしていた。
クチコミ ※一部抜粋
- 質の高いコーチングをレベルの高い社員から受けられる。国内外を代表する大企業のCXOアジェンダに、新卒1年目から取り組める。幾度となく難題を解決していく中で、どんな困難にぶち当たってもなんとかできる、という自信がついた。(コンサルタント、男性、ベイン・アンド・カンパニー)
- 20代、とくに新卒にとって、この会社ほど成長できる環境はないと思う。平均3ヵ月でプロジェクトを変わっていくため、その度に新しい業界・業務をすることができる。慣れてきたと思ったら、次のプロジェクトに入るサイクルが続くため、常にコンフォートゾーンに落ち着くことが強制的にできない環境になっており、成長ができる。(ビジネスアナリスト、男性、マッキンゼー・アンド・カンパニー)
若手が主体的に活躍できる「心理的安全性」の高い組織がランクイン
トップ30にランクインした企業の新卒入社社員によるクチコミを参照すると、納得感のある組織カルチャー、若手の内から裁量があり活躍を応援してくれる風土、一緒に働く社員の人柄や風通しの良さ、など組織内の「心理的安全性」の高さを評価する声が見られた。同社は、「入社してからもリアリティー・ショックが少なく、納得感を持って仕事に打ち込める環境は『おすすめできる』理由につながっていると言えそうです。転職が前提となってきている労働市場において企業が学生や若手社員から選ばれるには、自身のスキルアップやキャリアアップにつながると実感できる成長環境を整える必要がありそうです」と見解を述べている。
クチコミ ※一部抜粋
- 嘘偽りなくフラットで、オープンなカルチャーです。人間性のフィットを重視してとても慎重に採用を行っているので、ほんとに良い人しかいないです。また、全員に『正しいことを正しくやろう』という意識が浸透しているので、物事の進め方も非常に合理的です。もちろん改善点は多々ありますが、どんなに小さなことでもどんどん変えていくことができます。(SPEEDA、男性、ユーザベース)
- 入社してからずっと社員の中に嫌いな人は1人もおらず、人の良さに触れる日々です。 自身の力を自由に発揮できさまざまな方向性で人に利益をもたらさられる点から、とても働きがいのある会社です。裁量権が大きく、営業の仕方は自由、訪問企業も加工先選定も個人に任されています。よって、自分の力を発揮しやすい環境にあります。そこから出した成果が、お客様、協力加工先だけでなく社内のチームのメンバーにも利益を生み出せることに働きがいを感じます。(営業、女性、ISSリアライズ)