スターティアホールディングスは、連結子会社でデジタルマーケティング事業を手掛けるスターティアラボにおいて、タイを拠点に事業展開するBangkok Shuhoと、S.I. Asia Pacific(以下、SIAP)と業務提携に関する基本合意書を締結し、スターティアラボおよびスターティアラボの100%子会社であるMtameが提供するMAツール「BowNow」をタイにて販売開始することを発表した。
昨今、国内ではデジタルシフトの推進や、コロナ禍の影響でリモートワークの普及にともない、MAツールのニーズが高まっている。この流れは東南アジアにおいても同様で、オンライン上の行動データを活用した新たなマーケティング手法の広がりによって、MAツールの導入が進むことが予測されている。こうした背景を受けて、国産MAツールとしてはシェア1位(※DataSign社2021年3月期の統計結果に基づく)を誇る「BowNow」は、1月にベトナムを拠点とするバイタリフィアジアをパートナーに販売をスタートし、このたびのBangkok ShuhoとSIAPとの業務提携もスタートさせた。両社の日系・ローカル企業における販売チャネルを通じて、商材拡販と相互の企業創造を目指す。
今後は、Bangkok ShuhoとSIAPの販売チャネルを通じて、タイでBowNowを拡販し、2021年6月23日には、Bangkok Shuhoと、「BowNow」を活用した営業・マーケティング活動の紹介を日系企業向けに実施するほか、7月以降はSIAPとともにローカル企業向けのウェビナーを開催し、集客活動を行う予定。加えて、ローカル企業の販売店を増やし、パートナー支援を通じてマーケティングや現地調査に注力し、日系のみならず、ローカルの製造業とIT企業への販売強化を目指す。