アライアンスクラウドは、ベクトルを中心として約8,000万円の第三者割当増資を行い、経営者・決裁者限定の決裁者アポ獲得支援SaaS「アポレル」をリリースする。
アポレルは、オンライン完結で決裁者にアポが取れる完全審査制の「決裁者アポ獲得支援SaaS」。自社営業パーソンに代わってオンライン完結型の営業活動を行うことで、自社営業リソースを増やすことなく、より効率的な決裁者アポイントの獲得に寄与する。顧客企業の決裁者と直接マッチングすることで、成約可能性の高い新規リードの獲得を実現することや、アプローチから契約締結までの時間短縮が利点として語られた。
日本政策金融公庫の調査によると、営業や販売力に課題を感じる企業は年々増加しており、2020年には約7割の企業が営業や販売力の強化に取り組みたいと回答している。また、近年では新型コロナウイルスの影響で展示会などの対面営業の実施が難しくなり、多くの企業が新規アプローチ先の獲得に苦戦を強いられ、営業活動の生産性向上が急務となっている。
中でも、営業の現場ではまずは担当者に提案を行い社内協議を実施、その後決裁者と打ち合わせを重ねて契約に至るフローで進められるケースが多いため、契約までに時間を要する。また、時間をかけて担当者と協議を重ねたにも関わらず、決裁者との打ち合わせで破談となってしまうなど、効率性の悪い営業活動となるケースも少なくない。
こうした背景を受けて、より効率的に決裁者同士をつなげてビジネス機会を創出することを目的に同社は「アポレル」の提供に至った。サービスリリースにともない、「アポレル」会員企業の認知度向上を目的としたウェブメディア「Professional Online」の同時リリースも発表されている。
サービス特徴
決裁者限定の決裁者アポ獲得支援SaaS
購買意思決定者である決裁者のみが登録可能。決裁者へのダイレクトメッセージ機能や決裁者限定のオンラインピッチイベントを有するほか、コンシェルジュの仲介サポートを通してアポイント獲得を支援する。
完全審査制
「アポを実施する意思だけではなく、アポを受ける意思もある」などを判断軸に審査制を採用することで、他社サービスの導入意欲が高い企業のみが集うコミュニティを成立。
完全オンラインでのアポイント獲得
日本全国の決裁者にオンラインでアポイントを取ることが可能