セールスフォース・ドットコムは、非営利団体向け製品「Nonprofit Success Pack(以下、NPSP)」を、そのほかのCRM製品群と合わせて、「Nonprofit Cloud」というブランド名の元、日本語で提供することを発表した。同時に、公益財団法人であるプラン・インターナショナル・ジャパンが寄付管理基盤として国内で初めて「Nonprofit Cloud」を採用したことも明らかに。
非営利団体向けのソリューションである「Nonprofit Cloud」は、資金調達、プログラム・マネジメント、マーケティング、テクノロジーの各部門間の共同作業を実現し、生産性向上に寄与するもの。同ソリューションを活用することで、非営利団体は組織にまつわる関連情報を一元化された画面で共有することが可能になり、活動資金集めをはじめとした非営利団体ならではのニーズに対応する。「Nonprofit Cloud」は、Salesforce Customer 360プラットフォームと業界標準のデータモデルであるNPSPをベースに構築され、同社は「世界No.1のCRMをNo.1の非営利団体向けCRMへと進化させます」と述べている。
非営利団体は異なるシステムとの接続やプロセスの合理化、重要な意思決定ポイントの表示など、団体運営に必要な機能を手に入れることが可能になり、サポーターや寄付者、有権者のニーズに対する俊敏な対応を貢献する。