富士フイルムビジネスイノベーションは、帳票管理などの定型業務を効率化する「DocuWorks 自動化パッケージ (WinActor)」の提供を開始した。パッケージは、同社が提供するドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks」と法人向けクラウドストレージサービス「Working Folder」に、NTTデータが提供するRPAツール「WinActor」をパッケージ化し、月額サービスとして提供されるもの。
昨今、国内では少子高齢化が進み労働人口が減少する中、企業では限られた労働力を有効に活用し生産性を向上させるために、業務の効率化が課題となっている。その課題を解決する手段のひとつとして、RPAツールを導入する企業が増加している。一方で、RPAツールを導入する際には、そのRPAツールを機能させるためのロボットを作成する必要があるほか、ツール導入後も、自動化した業務プロセスに変更が生じた場合はロボットの改修が必要になることから、IT担当者への負担が課題となっていた。
「DocuWorks 自動化パッケージ (WinActor)」は、「DocuWorks」が持つ属性付与や文書の編集機能と「Working Folder」への文書格納を、「WinActor」を使って作成したロボットにより自動化される。