学情は、2021年4月から従業員数301名以上の大手企業で公表が義務付けられている「中途採用比率」に関して調査を実施した。
中途採用応募時に意識する点トップは「中途採用の定着率」で約7割 「中途採用比率」は2位
中途採用の応募時に意識する点を尋ねると、「中途入社の定着率」が69.2%と最多であった。2021年4月から、従業員数301名以上の大手企業で公表が義務付けられている「中途採用比率」の項目は、34.1%と2番目に回答を集めていた。「昇進昇格」や「昇給」以上に、「受け入れ体制」が票を集め、「定着」「門戸の広さ(採用のオープン度)」の関心の高さが推察された。
中途採用比率が高い企業は「応募しやすい」「どちらかと言えば応募しやすい」が68.4%
中途採用比率が高い企業について、「応募しやすい」の回答が34.5%、「どちらかと言えば応募しやすい」の回答が33.9%と続いた。68.4%が、「中途採用比率の高い企業は応募しやすい」と考えていることが明らかに。「中途採用実績があると、応募したいと思う」「中途採用で入社しても、組織に馴染めるのではないかと思う」などの声も挙がった。
50.9%が応募時に、中途採用比率を意識
応募時に中途採用比率を意識するかを尋ねると、「意識する」が18.2%、「どちらかと言えば意識する」が32.7%と、計50.9%が「中途採用比率を意識している」旨を回答した。「中途採用を積極的に行っている企業は、成長力が高そう」「中途入社の社員へのフォローや研修が充実していそう」などの声が寄せられた。
中途採用比率が高い企業に持つ印象「社内の雰囲気に馴染めそう」が最多
中途採用比率が高い企業に抱く印象を尋ねると、「中途で入社しても、社内の雰囲気に馴染めそう」が44.8%と最多。次いで、「受け入れ体制が整っていそう」が42.7%と続いた。
調査概要
調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者496名
調査期間:2021年4月9日~2021年4月16日