アルヴァスデザインが、民間企業に勤務する部課長を対象にマネジメントに対する意識調査を実施し、2020年の調査結果に加え、2019年の調査結果との比較を行いました。
マネージャーの役割 「指揮命令をすること」がもっとも低い24.7%
同社が設定した9つの選択肢の中から「マネージャーの役割」として当てはまる項目を複数選択可で選択する質問を設けた。結果、もっとも多かった回答は「人を育てること」で96.6%であった、次いで「モチベーションを高めること」が90.0%、「成果を上げること」が88.2%と続いた。「管理すること」は 51%と約半数の選択率で、もっとも選択率が低かった回答は24.7%の「指揮命令をすること」であった。
2019年の調査結果との比較
上位の3項目(「人を育てること」「モチベーションを高めること」「成果を上げること」)は数値を維持している一方で、「指揮命令すること」の選択率が 28.8ポイント減少するほか、「管理すること」「資源を活用すること」の選択率は約20ポイントの減少を見せた。
80.3%が「モチベーションを高める」ことに悩み
ひとつめの質問で設定した9つの選択肢の中で、とくに悩んでいる項目と尋ねると、もっとも多かった回答は「モチベーションを高めること」の80.3%であった。次いで「人を育てること」が 64.1%、「成果を上げること」が30.6%と続いた。なお、もっとも選択率が低かった回答は「指揮命令すること」で2.9%であった。
2019年の調査結果との比較
「モチベーションを高めること」の選択率が 20ポイント以上増加した。
調査概要
- 調査対象:民間企業部課長(マネージャー職)
- 調査方法:アンケート用紙記入式
- 調査期間:2019年11月15日~12月13日/2020年10月14日~11月19日
- 回答者数:1188名/1310名