日本オラクルは、データドリブンな営業活動の推進と多様な軸で予実分析を行う目的で、スガノ農機がセールス・クラウド「Oracle CX Sales」と営業部門向け予算管理クラウド「Oracle Sales Planning and Performance Management」による売上予算の分析基盤を構築することを発表した。
スガノ農機は、代理店経由で農業用機械を販売する中で、自社の顧客情報と代理店の情報が一元的に管理されておらず、商談、営業活動状況が可視化されていない課題を抱えていた。こうした背景から、「Oracle CX Sales」を導入し、商談や営業プロセスの見える化を実施した。
「Oracle CX Sales」の活用による営業活動状況の見える化の推進を通して、営業担当・製品・エリア別など多様な軸での営業活動の売上分析など、データに基づいた戦略立案の重要性が高まった。また、「Oracle Sales Planning and Performance Management」を導入することで、特定地域への訪問数や受注金額の推移から営業活動の影響度合いをグラフ化し、販売力のある代理店の一覧、地域別売上比較、代理店別の製品売上の分析・予測が可能に。
スガノ農機 代表取締役社長 渡邊信夫氏のコメント
「日本の農業は大きな転換点を迎えており、農作業機メーカーの取り組むべき課題も変化してきています。こうした変化に対応すべくデータに基づき最適な意思決定を支援する売上・予実管理が必要とされていました。オラクルの『Oracle CX Sales』を活用し、営業プロセスの見える化を実現し、『Oracle Sales Planning and Performance Management』では、地域、販売代理店、製品別など多様な軸で営業活動や予実分析ができることを評価しています。今後は、意思決定プロセスのデジタル化をオラクルのSaaSを活用し推進していきます」