リセは、契約書レビューAIのクラウドサービス「り~が~るチェック」内の契約書レビューの助言支援AI・UIのアップデートを実施した。
り~が~るチェックは少人数法務を支援する契約書AIレビューのクラウドサービス。AIによる自動レビュー、英文契約書の機械翻訳、自社ノウハウの蓄積などの機能を有し、契約書の作成からレビュー、管理やノウハウ共有までの実現を業界最低価格水準(同社調べ)で提供している。
アップデート概要
知識ゼロでもAIが具体的な修正箇所を指摘
従来の契約書レビューの助言機能は、「各条文ごと」に不足条項や不利な条項をAIが指摘し、専門弁護士が作成した解説と合わせて自社の立場に応じた変更文案が表示されていた。本アップデートにおいては、「修正すべき一文内容の指定」が実装される。
どのテキストをどのような理由でどのように変更すればいいのか、という具体的な助言が明示されることで、法務の知識や経験が少ないユーザーであっても素早く判断し契約書チェックが行えるように。AIによる法務支援が具体的になることで、法務知識や経験の少ない担当者の育成にも応用が可能。
契約書チェックに関する機能のアップデート
チェックする契約書の全文を閲覧しながらAIが指摘した箇所を確認できるようになったため、契約書ファイルにおいて修正するべき箇所を瞬時に見つけることが可能に。また、欠落してしまうとリスクが生じる条項を指摘する「欠落条項指摘機能」の見やすさを強化し、重要な条文の欠落を見落とさないようなUIに改善。指摘件数の表示と確認済みチェック機能を新たに実装することで残りのチェック件数を把握しながらの作業も実現する。