OKIワークウェルは、 従来のテレワーク向けバーチャルオフィスシステム「ワークウェルコミュニケータ(以下 「WWC」)」をより使いやすくした新商品「ワークウェルコミュニケータ クラウド(以下 「WWCクラウド」を開発し、 1月9日より販売を開始する。
OKIワークウェルでは、 在宅勤務を進めるうえで、 在宅勤務者同士やオフィス勤務者とのコミュニケーションが大切だと考え、 会議システムを探していた。従来の会議システムのほとんどは常時接続型ではなく、 オフィスと同じように仲間の声が聞こえたり気軽に話しかけたりすることができず、 在宅勤務に適するものではなかったとのこと。 そこで、 2009年に独自のバーチャルオフィスシステム「WWC」を開発し、 自社で活用するとともに顧客に販売してきた。
近年、 在宅勤務をはじめとするテレワークが多くの企業・団体で行われるようになり、 「WWC」導入の問い合わせが増えてきたが、 「Windowsパソコンだけでなく、 他のOSやタブレット端末、 スマートフォンでも使えないか」「ソフトを端末にインストールするのは手間がかかる」「もっと安価に導入できないか」などの要望が寄せられていた。 これを受け、 専用ソフトのインストールが不要で、 安価で手軽に導入できる完全クラウド版となる「WWCクラウド」を開発。
OKIワークウェルはテレワークの導入にあたり、 実際のオフィスに居るような雑談や非公式なコミュニケーションが可能なWWCの開発をはじめ、 働きがい向上や生産性向上にむけたさまざまな工夫を凝らしており、 他の企業の模範となる取り組みが評価され、 平成29年度総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」を受賞している。