BearTailがWeb会議に特化した自動商談設定ツール「Dr.Works」のβ版を2020年9月3日にリリースした。今後は正式版リリースに向けて、CRM/SFAなどの営業向けシステムとの連携を予定している。
背景
新型コロナウイルスの影響により、現在は多くの商談やミーティングがオンライン上で行われるようになった。そうした中で、同社はWeb会議に特化した日程調整ツールとして様々な機能をリリースしてきた。これまでは一部テスターの利用に限定していたが、多くのフィードバックを踏まえて機能を大きく拡充・改善。これによって、より多くのユーザーに価値提供ができると判断し、β版リリースに至った。
特徴
日程調整を最適化し、1日の商談数を最大化
Googleカレンダー内の各種日程を抽出し、最大数の商談を無駄なく組むことが可能に。複数人の同席者の予定を同時抽出し、全員分の空き予定を一覧で表示することも可能となった。
日程調整までの動線を最短にし、リード獲得機会を最大化
メールのフッターやWebサイトに埋め込むことで、日程調整までの動線を最短にし、リード獲得機会を増やすことができるように。
一瞬にして丁寧且つ完璧なテキストを生成。顧客の日程調整にかける手間を最小化
URLでの日程調整ができない場面においても、テキストでの日程調整を自動化することが可能に。また、調整相手の入力情報を事前に保管することで、相手側にかかる手間の最小化も実現。
プロフィール共有で商談前から信頼を獲得し円滑なアイスブレイクへ
オンライン商談においては、訪問型と比較するとアイスブレイクの難易度が高まるため、相手の信頼の獲得が難しいという課題がある。そうした中で、共有可能なプロフィールを作成する機能を搭載することで、日程調整と同時に担当者のプロフィールを相手に提示することが可能となった。
日時優先・営業担当者優先、双方への対応でコンバージョン率をアップ
リードに応じて、日時優先・営業担当者優先のいずれかを選択することができるように。これにより、コンバージョンを促進すると同時にアポイントメントを確定させることが可能となった。