マネーフォワードのグループ会社MF KESSAIが提供する企業間後払い決済サービス「MF KESSAI」と、ネットショップ支援室が提供する、企業間の取引を電子化するB2Bカートウェブ受発注システム「楽楽B2B」は、連携を開始した。
楽楽B2Bは、企業間のアナログな商取引を電子化し、オンラインで受注・発注ができるウェブ受発注システム。これまでのアナログな取引で発生する紙の注文書をデータ化し、オンライン上で一元管理することで、受発注における管理業務の負荷を削減することができる。
MF KESSAIは、企業の与信審査から請求書発行、代金回収などの請求に関する一連の業務を一括して代行する企業間後払い決済サービス。請求から代金回収までのすべての請求業務を代行することで、企業が抱える請求業務の負荷や資金繰りの不安を解決するという。
同連携により、楽楽B2B利用企業は、受発注業務の電子化に加え、請求業務をオンラインで完結できるように。加えて、取引先の与信審査ができるため、新規顧客の拡大にもつなげることが可能とのこと。
政府は、新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐため、テレワークの実施を推奨。テレワーク導入のためには、従来の紙書類の電子化を進める必要があり、企業のデジタルトランスフォーメーションが求められている。しかし、請求業務においては取引先の状況に合わせて紙の請求書を用いるなど、アナログ対応をしているケースもあり、業務が煩雑になっているといった課題が存在している。こうした課題を解決するべく、今回の両サービス連携に至ったという。