機械学習・AI開発を中心とした研究開発を行うLightblue Technologyは、Web会議経験のある会社員を対象に「Web会議における意識調査」を実施した。
7割以上がリモートワーク実施と回答
「現在リモートワークを実施しているか」と質問したところ、7割以上が「実施している(75.0%)」と回答。 具体的なリモートワークの形態は「自宅(90.0%)」がもっとも多く、次いで「ホテルなどの自宅以外の場所(0.5%)」、「場所は決まっていない(0.5%)」と続いた。
Web会議経験者に限定した本調査では、回答者は30代がもっとも多く(36.5%)、男性と女性の割合はほぼ半分(男性:53.5%,女性:46.5%)で、職種は「サービス業(18.5%)」、次いで、「製造業(14.5%)」、「教育・医療・福祉(14.5%)」、「情報通信業(14.0%)」の順に多いという結果となった。
過半数が対面よりWeb会議のほうが疲れると回答
「実際に対面式の会議をするより、Web会議の方が気を遣うか」という質問には、過半数が「そう思う」と回答。(53.0%)
気を遣う理由としては「相手の反応が分かりにくいから(58.2%)」、「音声や映像などが途切れないか、ネットワーク環境の設定に気を使うから(23.4%)」があげられた。
次に、「実際に対面式の会議をするより、Web会議の方が疲れるか」と質問したところ、過半数が「そう思う」と回答した。(55.0%)
また、具体的にWeb会議の方が疲れる理由をたずねたところ、「Web会議だと発言しにくいから(43.2%)」、「事前に社内でのすり合わせ、相談がしにくいから(25.4%)」という回答に。
子供がいる家庭では「子供たちや周りの声がうるさく聞き取りにくい、周りに気が散り集中できない」、海外とやりとりしている人では「一部通訳が必要な状況になるので対面よりも時間が長くなりがち」といった声も寄せられた。
さらにWeb会議について聞いていくと、「Web会議の方が対面式の会議より聞き返すのを気まずく感じるか」という質問に「そう思う」と回答した人の割合は54.5%で、過半数が気まずいと感じている結果となった。
積極的に参加しないWeb会議への参加も
情報共有などのための会議で、自分がまったく発言することはないWeb会議に「いつも参加している」、または「ときどき参加している」と回答した人の割合は46.5%。Web会議中、会議の内容と関係のない業務などを「いつもしている」、または「ときどきしたことがある」と回答した人の割合は29.5%となった。
Web会議になって、対面式の会議より生産性が落ちたと思う人の割合は37.5%で、そう思わないと回答した人と同じ割合になった。
調査概要
- 調査内容:「Web会議における意識調査」
- 調査期間:2020年4月25日(金)
- 調査方法:ウェブ調査
- 調査参加者:200名
- 調査対象:会社員でWeb会議を実施したことのある人