音声認識AI搭載型クラウドIP電話「MiiTel(ミーテル)」を提供するRevComm(以下、レブコム)は、2020年2月10日、東京ミッドタウン日比谷で開催された「FUJITSU ACCELERATOR(富士通アクセラレーター)」の第8回ピッチコンテストイベントにおいて、最優秀賞を受賞した。
「FUJITSU ACCELERATOR」とは 革新的なスタートアップの技術・製品と、富士通グループの製品・ソリューション・サービスとを組み合わせ、世の中へ新たな価値を提供することを目的とした事業マッチングの取り組み。今回のピッチコンテストは、ファイナリスト15社のプレゼンテーションにより協業検討先を選定するという流れで、2020年4月までに選定を終え、その後3ヵ月かけてプログラムを進めたあと、2020年7月にあらためて「デモデイ」を実施する流れとなる。
富士通社外審査員
- アーキタイプ株式会社 代表取締役CEO 中嶋淳氏
- DNX Ventures Managing Director 倉林陽氏
- Sozo Ventures General Partner 中村幸一郎氏
富士通株式会社 代表取締役 時田隆仁氏のコメント
「この1月、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加した。気候変動や環境問題と並んで『シェアホルダー資本主義からステークホルダー資本主義』がテーマだ。その中でグローバルICTのリーダーが参加するセッションに参加し痛感したのは、富士通がこうした議論のテーブルに投げ込む実績が足りないことです」
「日本は課題先進国であり、その日本の大企業である富士通は、社会課題への取り組みを世界に発信し、持続的成長を進め課題解決につなげる方策を提示する責任があります。しかし、大企業であるがゆえの意思決定の遅さもあります。よって、ここに参加したスタートアップ企業とのパートナー連携が重要だと思っています。逆にスタートアップ企業が、大企業の技術や、行政・官公庁への働きかけが必要な時には、ぜひ富士通の力を使ってもらいたいたいです」