Salesforce入力エージェント「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」の開発・販売を行うベルフェイスは、金属熱処理加工業を営む金属技研が営業部門全体にbellSalesAIを導入したことを発表した。

導入の背景
金属技研では、金属熱処理を基幹とした「ろう付」「HIP処理」「焼結」などの金属加工受託加工サービスを提供しており、核融合機器などの構造設計・分析および製造まで、モノづくりの上流から下流まで一貫した生産体制を備えている。金属に関わるさまざまなソリューションを顧客に提供する中で、営業活動における次の課題が顕在化していた。
第一に、Salesforceへの入力業務に時間を要することで、営業担当者が本来注力すべき顧客対応や提案活動に十分な時間を割けない状況があった。加えて、営業担当者によってSalesforceへの入力件数や入力内容の粒度にばらつきが生じており、組織全体でのデータ品質の標準化が課題となっていた。
同社では、これらの課題を解決し、営業担当者が顧客との商談に集中できる環境を整備するとともに、Salesforceに蓄積される商談データの質を向上させることで、営業活動全体のレベルアップを図るため、bellSalesAIの導入を決定した。
導入効果と今後の期待効果
1.Salesforce入力業務の効率化
- 入力時間50%削減
- 外勤から戻ったあとも、要約内容を確認して修正すればSalesforceへ連携できる状態となり、入力時間の確保が困難な場合でも効率的に記録を残すことが可能になった
2.商談の質向上
- 商談時のメモ作業負担が減り、話の内容に集中できる環境を実現
- 「商談内容をメモしきれない」という不安なく、打ち合わせに臨めるようになった
3.営業管理体制の強化
- 営業歴の浅いメンバーでも、必要な内容が確認できているか上司が判断できるため、フォローがしやすくなることが期待される
- 商談のフェーズや項目別に抽出された内容を分析することで、営業活動のレベルアップと商談力の平準化を図る
金属技研 茨城工場営業課 課長 古水 敦也氏のコメント
当社は金属熱処理加工という技術営業を行っており、以前は商談後のSalesforce入力に10~15分を要していましたが、bellSalesAI導入後は入力時間が半減しました。
特に印象的だったのは、新入社員が「AIの書き起こしを見ることで、自分が聞き逃していた重要なポイントに気づけた」と話していたことです。また、工場長がメンバーの商談ログを確認してコメントをくれるようになり、現場と本社の情報共有も格段に向上しました。
今後は英語での商談にも対応できるバイリンガル機能を活用し、海外営業部門でも展開していく予定です。
