クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」を提供するセーフィーは、タイ王国に現地法人「SAFIE (THAILAND) CO., LTD.」を設立したことを発表した。

タイ王国での現地法人設立の背景
セーフィーは「映像から未来をつくる」をビジョンに掲げ、人々の意思決定をより豊かにすることを目指している。映像データをもとに遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測などのさまざまなソリューションを提供し、あらゆる業界での現場のDXを推進してきた。
タイのGDPの3割を占める製造業(※1)は、高齢化に伴う労働力不足や熟練技能の継承不足など、構造的課題に直面している。これを受け、タイ政府はデジタル技術とAIを活用した高付加価値経済モデル「タイランド4.0」を推進(※2)している。
この社会課題と現場のDXニーズに応えるため、セーフィーは、2024年2月に駐在員事務所を設立してタイ市場に参入。今後、タイ事業を本格的に拡大するにあたり、営業と現地サポート機能を強化するため、2025年12月26日に現地法人を設立した。
今後の成長戦略
設立当初は、新規開拓で実績を積み上げつつ、既存販売パートナーとの連携強化に加え、将来的には現地財閥や大手ディストリビューターとのアライアンスを強化していく。ベトナム法人でのエンタープライズ営業で得られたノウハウも活用し、次のふたつの業界を注力分野として開拓する。
- 小売業:防犯機能に留まらず、「AI-App(アイアップ)人数カウント」などのAIソリューションによる売上向上施策の提案を切り口に、ハードウェアとクラウド/ハイブリッド録画を組み合わせることで、付加価値の高いシステムの拡販を狙う。
- 製造業:現場の生産性向上を実現するため、セーフィーのカメラ映像を核とし、海外のAIソリューションやパートナー商材を組み合わせたシステムを、エンタープライズ工場を中心とした顧客に提供し、獲得を目指す。
SAFIE (THAILAND) CO., LTD. 代表者 吉野 翔貴氏のコメント

私たちは、2024年にタイの市場に参入し、着実に成果を上げてきました。これまで培ってきた知見を活かし、特に「小売」や「製造」の現場において、映像データを活用したソリューションを提供していきます。防犯に留まらず、AIによる人流分析や遠隔での状況確認を通じて、業務の効率化と高付加価値化に貢献したいと考えています。将来的には、現地のパートナー企業や財閥とのアライアンスを強化し、映像を核とした1つのプラットフォームとして、タイの産業全体を支えるインフラとなることを目指します。
