既存事業の成功法則が通じない「構造的な理由」と、0→1人材に求められる「探索」の思考
なぜ、多くの新規事業は良いプロダクトがあっても失敗するのか? 成否を分ける“0→1営業”の重要性【前編】

近年、多くの企業が新規事業に取り組んでいますが、立ち上げ後に伸び悩み、撤退を余儀なくされる状況が続いています。その根本原因は、実はプロダクトの品質ではなく、「誰に、なぜ売れるのか」を確かめる仮説検証の欠如にあります。本連載では、Relicグループで数多くの新規事業に携わったのち、その後RelicホールディングスのCMOに就任し、グループ会社であるスタートアップ企業の代表として自らプロダクト開発を行うなど、実践者として現場に立ち続ける倉田氏が、“売れる構造”の設計方法を解説します。 今回は、なぜ多くの企業で「顧客・市場の検証」が後回しにされてしまうのか、その構造的な背景と、既存事業の営業とは決定的に異なる「0→1営業」の本質についてひも解きます。
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Relicホールディングス取締役CMO/Scalehack代表取締役CEO|Founder 倉田丈寛(クラタ タケヒロ)
リクルートにて法人営業を担当後、独立して複数のマーケティング支援・メディア事業を立ち上げ、成長させて事業売却を経験。その後、経営コンサルティングファームで売上1,000億円超の大手企業を中心にマーケティング/営業戦略の策定〜実行を支援し、専門コンサルティングファームではEC・BtoB領域やMA/SF...
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