インタラクティブソリューションズは、SCSKと連携し、同社が開発したAI対話ソリューション「iRolePlay(アイロールプレイ)」が、三菱UFJ銀行に導入されたことを発表した。
背景と目的
企業の持続的成長には人材育成が不可欠だが、従来型研修では台本作成や講師依頼などに時間的・人的制約から十分な実効性を確保することが難しくなっている。また、採用難や教育リソース不足により、新人やキャリア採用者を早期戦力化することが課題となっている。
インタラクティブソリューションズが開発したiRolePlayは、これらの課題を解決できる。既存資料をアップロードするだけでAIが学習内容を自動生成し、受講者が対話型トレーニングを繰り返し実践できる。
このたび、三菱UFJ銀行では、営業担当者を中心にiRolePlayを導入した。主体的な学びの習慣化と、自律的な学習文化の醸成に活用している。
導入効果
iRolePlayは、国内外で特許化された音声認識・会話解析技術を中核とし、従来の「台本型ロールプレイ」とは異なる、自律対話型の学習体験を提供する。既存資料を取り込むだけで研修コースを生成でき、シナリオ作成や講師依頼といった従来型の研修で発生していたコストの削減が可能となる。
また、次のような具体的な成果が可能になる。
戦力化:新入社員やキャリア入行者が顧客対応の基礎力を習得できる。
営業成果への直結:実在の顧客応対事例を教材化することで、研修効果が現場の契約率や提案数といった、成果に直結する指標が改善される。
学習文化の醸成:AIによる客観的フィードバックと繰り返し練習により、自己学習が習慣化する。
コスト効率の最大化:AIによる自動生成・コピー機能で研修準備コストを70〜90%以上削減し、外部講師依頼も不要になる。また、利用回数が増えるほど1回あたりのコストが段階的に減り、教育ROIが向上する。