Micoworksは、トヨタホームがLINEマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」を活用し、LINE経由の来場予約数について前年比2.1倍を達成したことを発表した。
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導入の背景・目的
トヨタホームでは2019年からLINE公式アカウントの運用を開始し、約500万人の友だちを獲得した。しかし、友だち数増加に伴う一斉配信のコスト高騰やユーザーの住宅への関心度が把握できない課題があった。セグメント配信による顧客ニーズに応じたLINE活用を行い、住宅検討行動への意欲を高める顧客コミュニケーションを可能にするため、MicoCloudの導入に至った。
導入後の活用方法と成果
LINE経由の来場予約数が前年比2.1倍 住宅への検討度が高いユーザーとつながり、ナーチャリング体制を構築
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住宅購入の検討度が高いアクティブユーザーへのアプローチにより、LINE経由の来場予約数が前年比2.1倍に増加した。友だち追加直後から5日間のステップ配信を実施し、来場行動につなげている。
LINE経由の資料請求数が前年比1.8倍 カタログ診断で顧客の希望に近いコンテンツを展開
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2024年10月から導入した「カタログ診断」において、顧客の希望に近い住宅カタログをLINEで診断・提案するコンテンツを展開。資料請求数は前年比1.8倍となり、顧客の行動喚起を促した。
キャンペーン応募率が30倍に 中長期で住宅検討している層の行動のきっかけを創出
セグメント配信と住宅検討者のニーズに合わせたコンテンツ設計により、MicoCloudからのキャンペーン応募率が約30倍に向上した。友だち追加時にすぐに住宅検討に至らなかったユーザーとも関係構築を続け、定期的なキャンペーン配信による検討行動の促進につなげている。
トヨタホーム 営業統括部 宣伝企画室 宣伝・Webグループ グループ長 山口高志氏のコメント
住宅業界のデジタル化が加速する中、LINE公式アカウントを通じた顧客コミュニケーションはますます重要になると考えています。今後はMicoCloudの機能を活用し、お客様・ディーラー・メーカーの三者間で円滑な情報連携をおこない、お客様の検討段階に応じた適切な情報提供に取り組んでまいります。