SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

SalesZien Day 2025 Winter

2025年1月28日(火)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

SalesZine ニュース

急成長企業の72.1%が、営業組織の運営課題を「深刻に感じている」/Mer調査

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 Merは、売上が3期以上連続で成長し、年間売上が10億円以上の企業に勤める営業責任者もしくは営業マネージャー104名を対象に、営業組織の急成長期における課題に関する実態調査を実施した。

急成長企業の72.1%が、営業組織の運営課題を「深刻に感じている」実態

「Q1.現在の急成長フェーズにおいて、営業組織の組織自体の運営課題をどの程度深刻に感じていますか(n=104)。」と質問したところ、「非常に深刻に感じている」が29.8%、「ある程度深刻に感じている」が42.3%という回答だった。

具体的な課題は「新人教育が出来ていない」が53.3%でもっとも多い

 Q1で「非常に深刻に感じている」「ある程度深刻に感じている」と回答した人に、「Q2.具体的にどのような点で課題を感じていますか(n=75、複数回答)。」と質問したところ、「新人教育が出来ていない」が53.3%、「業務プロセスの体系化が出来ていない」が45.3%、「営業支援ツールの効果的な活用が出来ていない」が45.3%という回答だった。

「若手の成長の均一化が図れない」や「営業方法が確立されていない」などの課題も

 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q3.Q2で回答した以外に、日々の営業組織運営で課題に感じている点があれば教えてください(n=75、自由回答)。」と質問したところ、「若手の成長の均一化が図れない」や「営業方法が確立されていない」など40個の回答を得た。

<自由回答・一部抜粋>

  • 人員が不足していることに対して年々業務量が過剰になってきており、対応力が社員間で差が出てきている。またマネージャーも業務量が多忙であり、運営に悪影響がある
  • 情報の一元化が出来ていない
  • 若手の成長の均一化が図れない。意識差が顕著
  • すぐ人が辞めるところ
  • 管理職不足
  • 営業方法が確立されていないこと
  • 良きカルチャーが承継されにくくなっている

営業組織の運営課題をあまり深刻に感じていない理由、「顧客との関係性が良好だから」が上位

 Q1で「あまり深刻には感じていない」「全く深刻には感じていない」と回答した人に、「Q4.あなたが営業組織の運営課題をあまり深刻に感じていない理由を教えてください(n=26、複数回答)。」と質問したところ、「顧客との関係性が良好だから」が38.5%、「効果的な営業プロセスが確立されているから」が30.8%、「営業チームのコミュニケーションが活発だから」が30.8%、「営業メンバーの定着率が高いから」が30.8%という回答だった。

70.7%が、営業組織の運営課題を乗り切るための取り組みに「力を入れている」と回答

 Q1で「非常に深刻に感じている」「ある程度深刻に感じている」と回答した人に、「Q5.営業組織の運営課題を乗り切るための取り組みにどの程度力を入れていますか(n=75)。」と質問したところ、「非常に力を入れている」が33.4%、「ある程度力を入れている」が37.3%という回答だった。

具体的な取り組み、「標準的な営業プロセスの確立」「営業支援ツールのリプレイスや再構築」など

 Q5で「非常に力を入れている」「ある程度力を入れている」と回答した人に、「Q6.具体的にどのような取り組みを進めていますか(n=53、複数回答)。」と質問したところ、「標準的な営業プロセスの確立」が52.8%、「営業支援ツールのリプレイスや再構築」が50.9%、「実践的な研修プログラムの整備」が43.4%という回答だった。

「チームリーダーを中堅層より下の世代が担っている」や「基礎レベルの押し上げと個々の企画スキルアップ」などの取り組みも

 Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q7.Q6で回答した以外に、急成長を支えるために実施している取り組みがあれば教えてください(n=52、自由回答)。」と質問したところ、「チームリーダーを中堅層より下の世代が担っている」や「基礎レベルの押し上げと個々の企画スキルアップ」など23個の回答を得た。

<自由回答・一部抜粋>

  • 求人活動
  • チームリーダーを中堅層より下の世代が担っている
  • DX
  • 基礎レベルの押し上げと個々の企画スキルアップ
  • 新人教育、社員のスキルアップ
  • 個人でするより組織全体で行う

今後の成長促進に向けた重点施策、第1位「営業ノウハウの組織的な蓄積」、第2位「顧客満足度の継続的な向上」

「Q8.今後、より成長を促進させるために取り組んでいきたいことがあれば教えてください(n=104、複数回答)。」と質問したところ、「営業ノウハウの組織的な蓄積」が42.3%、「顧客満足度の継続的な向上」が40.4%、「営業生産性の定量的な向上」が39.4%という回答だった。

「リクルート担当チームの強化」や「業務の整理と効率化」などの施策も

 Q8で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q9.Q8で回答した以外で、今後、より成長を促進させるために取り組んでいきたいことがあれば教えてください(n=96、自由回答)。」と質問したところ、「リクルート担当チームの強化」や「業務の整理と効率化」など48個の回答を得た。

<自由回答・一部抜粋>

  • 交流会
  • 社員教育
  • 選択と集中を徹底しないといけない
  • 社内の認知度向上と他部門とのシナジー効果
  • リクルート担当チームの強化
  • 業務の整理と効率化
  • AI化

【調査概要】

調査名称:営業組織の急成長期における課題に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年11月18〜19日

有効回答:売上が3期以上連続で成長し、年間売上が10億円以上の企業に勤める営業責任者もしくは営業マネージャー104名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/6678 2024/12/17 05:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2025年1月28日(火)13:00~18:20

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング