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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZien Day 2025 Winter

2025年1月28日(火)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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トップ営業が冗談でも“ネガティブな発言”をしないワケ

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 日本には古くから言霊というものがある。いわゆる“話した言葉が現実に影響を与える”ということ。言霊を信じていない人でも、前向きな言葉を口にすることで、モチベーションが上がったり、良い結果が出たりした経験があるはず。逆に否定的な言葉を使っていればモチベーションは下がり、悪い結果が訪れるということも経験済みだろう。トップ営業スタッフは意識的に“結果を出すための言葉”を使っているし、冗談でも“不幸を招く言葉”を口にしないようにしている。今回はトップ営業スタッフが心がけている言葉について紹介させてほしい。

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照れ屋ゆえに「ネガティブな言葉」を使う人はいませんか?

 コミュニケーションの取り方は十人十色。話し上手な人もいれば、口数が少ない人もいる。明るい人もいれば、根暗な感じの人もいるもの。

 個性はさまざまだが、言葉の使い方には十分注意をしなくてはならない。

 世の中には“ちょっとした意地悪を言ってコミュニケーションを取る”といったタイプの人もいる。比較的照れ屋さんに多い。あなたの会社にもこういった人がいるかもしれない。

 営業スタッフ時代のこと。

 会社のスタッフAさんは「君との仕事は苦労させられるから嫌なんだよ」という感じのことを言う人がいた。ただ、これは本音ではなく、冗談でからかう感じ。

 それに対してたいていの人は「イヤイヤ、そんなこと言わないでくださいよぉ」と返す。これがひとつのコミュニケーションだった。Aさんのコミュニケーションタイプを知っていたので、あまりストレスもなかった。

 Aさんは、このようなネガティブな言葉をほとんどの人に対して言っていた。冗談だとしても毎日ネガティブな言葉を言っていれば、悪い影響が出てくる。本当は楽しかったはずの仕事も「苦労する」だとか「嫌だ」と言えばこじれるし、苦痛になる。

 実際Aさんの周りでは、トラブルや問題が数多く起こっていた。

 数年後、会社が合併した際にAさんはリストラ対象となり、会社から姿を消した。Aさんは能力が高くリストラになるような人ではない。しかし、言葉の力を甘く見ていた。言葉には思っている以上に力がある。Aさんは私にそのことを教えてくれた。

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“潜在意識”が認識できないこととは?

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この記事の著者

営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)

群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2019年までに56冊の本を出版。ベストセ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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