目標達成クラウド「ジョブオペ」を展開する給与アップ研究所は、社会人経験が3年以上で転職経験があり、管理職志望がある24歳〜29歳の総合職女性106名を対象に「管理職志望若手女性人材の転職に関する調査」を実施した。
前職での1on1面談の頻度、「月1回以上」は41.5%
「Q1.前職(転職前の会社)での1on1面談(評価面談以外の上司との定期的な面談)の頻度を教えてください。(n=106)」と質問したところ、「週1回以上」が9.4%、「2週間に1回」が9.4%、「月1回程度」が22.7%という回答になった。
81.7%が、前職の上司との1on1面談に「不満あり」
Q1で「実施していない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.あなたは、前職の上司との1on1面談に対して、不満を持ちましたか。転職直前の上司について回答してください。(n=93)」と質問したところ、「かなり不満があった」が40.8%、「少し不満があった」が40.9%という回答になった。
50%が、「形式的な会話で終わってしまう」ことに不満を感じたと回答
Q2で「かなり不満があった」「少し不満があった」と回答した人に、「Q3.どのような点に不満を感じましたか。(複数回答/n=76)」と質問したところ、「形式的な会話で終わってしまう」が50%、「具体的なアドバイスがない」が32.9%、「成長につながらない」が31.6%という回答になった。
1on1面談をより効果的にするための改善点、「建設的なフィードバック」「具体的な改善提案」など
Q2で「かなり不満があった」「少し不満があった」と回答した人に、「Q4.1on1面談をより効果的にするために、転職直前の上司に関して、どのような点の改善が必要だと感じますか。(複数回答/n=76)」と質問したところ、「建設的なフィードバック」が44.7%、「具体的な改善提案」が36.8%、「キャリアビジョンの共有」が34.2%という回答になった。
上司との1on1面談によって「転職意欲が強くなった」人は84.2%
Q2で「かなり不満があった」「少し不満があった」と回答した人に、「Q5.上司との1on1面談によって、転職意欲に影響が出ましたか。(n=76)」と質問したところ、「転職意欲が非常に強くなった」が36.8%、「転職意欲がやや強くなった」が47.4%という回答になった。
理想的な1on1面談に必要な上司のスキル、第1位「傾聴力」、第2位「部下に対する深い理解力」
「Q6.理想的な1on1面談に必要な上司のスキルについて、重要だと思う要素を教えてください。(複数回答/n=106)」と質問したところ、「傾聴力」が44.3%、「部下に対する深い理解力」が39.6%、「フィードバック力」が36.8%という回答になった。
前職の人事評価制度について、「明確な人事評価制度があり、適切に運用されていた」人は30.3%
「Q7.前職の人事評価制度について、あてはまるものを教えてください。(n=106)」と質問したところ、「明確な人事評価制度があり、適切に運用されていた」が30.3%、「人事評価制度はあったが、基準が不透明だった」が28.3%という回答になった。
前職の退職理由、人事評価制度がない、または基準が不透明・形骸化しているが64%強
「Q8.前職を退職しようと考えた理由を教えてください。(複数回答/n=106)」と質問したところ、「評価制度が不透明だったから」が27.4%、「成長実感が得られなかったから」が25.5%、「上司からの不適切なフィードバックがあったから」が24.5%という回答になった。
約半数が、上司からのフィードバックでは「感情的な態度や発言」が不適切だったと回答
Q8で「上司からの不適切なフィードバックがあったから」と回答した人に、「Q9.具体的にどのような点が不適切だと感じましたか。(複数回答/n=26)」と質問したところ、「感情的な態度や発言があった」が46.2%、「具体的な改善点が示されなかった」が38.5%、「客観的な評価基準がなかった」が38.5%という回答になった。
【調査概要】
調査名称:管理職志望若手女性人材の転職に関する調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年1月8日〜1月14日
有効回答:社会人経験が3年以上で転職経験があり、管理職志望がある24歳〜29歳の総合職女性106名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある。