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多くの企業が営業活動の改善に「PDCAサイクル(計画→実行→確認→改善)」を採用していますが、実際には正しく機能していないケースが少なくありません。「形式だけのPDCA」や「PDCAごっこ」と呼ばれる状況に陥り、実質的には空回りしている営業組織が多いのです。とくに、PDCAの「確認(C)」や「改善(A)」が疎かにされ、「計画(P)」と「実行(D)」を繰り返すだけの状態になっている場合、それはもはやPDCAとは言えません。このような問題は広く見られ、筆者の感覚では、半数以上の営業組織が「PDCAごっこ」に陥っている可能性があります。こうした状況が続くと、営業成果はなかなか改善しません。
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佐宗大介(サソウダイスケ)
カイロスマーケティング株式会社 代表取締役。社会・技術・市場ニーズが大きく変化する現代において、持続的な経済発展や雇用創出に貢献したいと願い、「マーケティングを、もっと身近に。」を理念に掲げ、2012年に同社を設立。自社製品であるMA/SFAツール「Kairos3」を通じて、これまでに2,000以上...
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