少子高齢化での労働人口の減少から、今、多くの企業が「人材の囲い込み」に力を入れています。しかし、昨今の人材流動性の高まりは大きなもので「優秀な人材=ハイパフォーマー」がかんたんに別の企業へと転職してしまう例はもはや当たり前のことでしょう。こうした状況で企業に求められるのが「一部のトップセールスにすべて頼るのではなく、組織全体を底上げすること」。そのためのマネジメントが「行動科学マネジメント」です。本連載では、行動科学マネジメント研究所所長の石田淳(いしだ・じゅん)氏が、その手法を解説します。
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社団法人行動科学マネジメント研究所所長 石田淳(イシダ ジュン)
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長や社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事などを務め、日経BP主催『課長塾』講師としても登壇。米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジし、「行動科学マネジメント」として確立。その実績が認められ、日本で初めて組織行動の安全保持を目的として設立された社団法人組織行動セーフティマネジメント...
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