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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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未経験からIT営業に転職するなら! 分野別おすすめの資格12選

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 未経験からIT営業への転職を希望するなら、資格を取得しておくといい。ここでは、IT系の資格をレベル別に8つ、それに加えてビジネス系の資格を4つ、合計12の資格を紹介する。その資格を持っている人だけが独占的に業務できる業務独占資格ではないものの、取得のために払った努力や得た知識は評価されることが多いため、未経験をカバーする熱意があると示せる。

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IT系資格のど真ん中【基礎編・3資格】

 異業界や異業種からIT営業へ転職するなら、まずはIT系ど真ん中の資格を取得しておきたい。比較的取得しやすいIT系の国家試験を3つ紹介しよう。

ITパスポート試験

 ITパスポート試験(略称「iパス」)は、IT系資格の入門編だといえる。ITを利用する者として、ITに関する基本的な知識が身についていることを認定する国家試験だ。ITの基礎に加えて経営についても学べるため、エントリーシートや社内研修に取り入れている企業が増えつつあり、近年人気が高まっている。

資格名 ITパスポート試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 21万1,145名(2021年度)
合格率 52.7%(2021年度)
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 随時
試験方式 100問/120分CBTによる選択式

情報セキュリティマネジメント試験

 ITを安心・安全に利用するために欠かせないのが、情報セキュリティだ。情報セキュリティマネジメント試験なら、情報セキュリティ管理の知識やスキルが学べる。IT営業でなくとも、個人情報を取り扱う機会があるなら取得しておきたい資格だ。

資格名 情報セキュリティマネジメント試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 1万3,131名(2022年6月)
合格率 61.2%
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 2023年度より随時
試験方式 午前:50問/90分 CBTによる選択式
午前:3問/90分 CBTによる選択式※

※2023年度より科目A・B 60問/120分 CBTによる選択式

基本情報技術者試験

 ITパスポート、情報セキュリティの次に取得を目指したいのが、基本情報技術者試験だ。ITパスポートや情報セキュリティがITを利用するユーザー寄りの入門的な資格であるのに対して、こちらは設計・開発者向けの登竜門ともいえる資格。プログラミングやコンピューターサイエンスを体系的に学べ、論理的思考力を養うこともできる。

資格名 基本情報技術者試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 8万5,428名(2021年度)
合格率 40.7%(2021年度)
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 2023年度から随時
試験方式 午前:80問/150分 CBTによる選択式
午後:11問中5問/150分 CBTによる選択式※

※2023年度より科目A:60問/90分 CBTによる選択式 科目B:20問/100分 CBTによる選択式

IT系資格でもう少し上を狙うなら【中~上級編・5資格】

 エンジニアと渡り合えるIT営業を目指すなら、以下の資格の取得をおすすめしたい。

応用情報技術者試験

 基本技術者試験の上位資格にあたるのが、この応用情報技術者試験だ。技術から管理、経営までという幅広い知識が学べて、システム開発やITインフラ構築において活躍できる知識と技能が認定される。合格率は、基本情報技術者の約2分の1だ。

資格名 応用情報技術者試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 3万2,189名(2022年4月)
合格率 24.3%
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 年2回(4月・10月)
試験方式 午前:80問/150分 選択式
午後:11問中5問/150分 記述式

ITサービスマネージャ試験

 ITサービスマネージャ試験は、ITサービス運用・保守のスペシャリストだと認定される資格だ。システム導入後の安定稼働や障害発生時の速やかな対応などのサポートもIT営業としては不可欠といえる。

資格名 ITサービスマネージャ試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 1,954名(2022年4月)
合格率 14.8%
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 年1回(4月)
試験方式 午前Ⅰ:30問/50分 選択式
午前Ⅱ:25問/40分 選択式
午後Ⅰ:3問中2問/90分 記述式
午後Ⅱ:2問中1問/120分 論述式

システムアーキテクト試験

 システムアーキテクト試験は、プログラマーやエンジニアの上位職にあたる業務を遂行できると認定される資格だ。システム開発・設計において、クライアントの課題や予算、システム環境などを踏まえたうえで、実際にシステム化するための要件定義、設計という上流工程を担う力があるとされる。

資格名 システムアーキテクト試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 3,474名(2022年4月)
合格率 15.0%
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 年1回(4月)
試験方式

午前Ⅰ:30問/50分 選択式
午前Ⅱ:25問/40分 選択式
午後Ⅰ:4問中2問/90分 記述式

午後Ⅱ:3問中1問/120分 論述式

ITストラテジスト試験

 ITコンサルタントやセールスエンジニアのように、ITと経営を結びつけて戦略を考えられるようになることを目指すなら、ITストラテジスト試験の取得を考えてみよう。

資格名 ITストラテジスト試験(国家試験)
主催 経済産業省
受検者数 4,450名(2022年4月)
合格率 14.8%
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 年1回(4月)
試験方式 午前Ⅰ:30問/50分 選択式
午前Ⅱ:25問/40分 選択式
午後Ⅰ:4問中2問/90分 記述式
午後Ⅱ:3問中1問/120分 論述式

プロジェクトマネージャ試験

 IT営業は、顧客の要望をヒアリングするところから、システム開発、導入、導入後のサポートまで、スケジュールに沿ってタスクが進捗しているかを気にかけていなければならない。なぜならば、顧客とエンジニアとをつなぐ接点だからだ。プロジェクトをQCD(Quality「品質」、Cost「コスト」、Delivery「納期」)のバランスを取りながら進めていくプロジェクトマネジメントのスキルがあれば、システム開発の中心的人材として重宝されることは間違いないだろう。

資格名 プロジェクトマネージャ試験(国家試験)
主催 IPA(認定は経産省)
受検者数 6,680名(2021年10月)
合格率 14.4%
受験料 7,500円(税込)
実施頻度 年1回(10月)
試験方式 午前Ⅰ:30問/50分 選択式
午前Ⅱ:25問/40分 選択式
午後Ⅰ:3問中2問/90分 記述式
午後Ⅱ:2問中1問/120分 論述式

ビジネス系資格でアピールするなら【役立つ資格・4資格】

 ここでは、IT営業未経験者がアピールできるビジネス系の資格を4つ取り上げる。

MOS

 MOSは、Microsoft社が認定する国際的な資格だ。Word、Excel、PowerPoint、Access、OutlookのOfficeバージョンごとに用意されている。国内はもちろんのこと、世界のどこであってもスキルの証明ができるのは魅力だ。

資格名 Microsoft Office Specialist:MOS(国際的な民間資格)
主催 (運営会社)株式会社オデッセイ コミュニケーションズ
受検者数 480万2,148名(2022年7月31日時点の累計受験者数)
合格率 非公開(一般レベルは約80%、上級レベルは約60%と推測される)
受験料 1万780~1万2,980円(税込)MOS2019の場合
実施頻度 月1~2回(全国一斉試験)
随時(全国の随時試験)
試験方式 CBTによる実技試験

TOEIC

 ビジネス英語の代表格ともいえるTOEIC。そもそもプログラミングには英語が必要なうえ、顧客が外資系ということになれば、コミュニケーションそのものも英語になってくる可能性がある。IT営業はもちろんのこと、あらゆるビジネスパーソンに付加価値を与える資格だ。

資格名 Test of English for International Communication:TOEIC(国際的な民間資格)
主催 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)
受検者数 230万1,900名(2021年度の総受験者数)
合格率 平均スコア611点(2021年度L&R公開テストの平均)
受験料 7,810~1万450円(税込)
実施頻度 月に1回程度(地域によって異なる)
試験方式 マークシート方式(L&R)

簿記

 システム開発におけるQCDのうちのひとつ「コスト」についての知識を学びたい、または経験値や知見のレベルを伝えたいという目的なら簿記は外せない。

資格名 日商簿記検定(公的資格)
主催 商工会議所
受検者数 2,800万人以上(2022年6月時点での累計)
合格率 3級45.8%、2級26.9%、1級10.1%(2022年6月筆記試験)
受験料 2,850~7,850円(税込)
実施頻度 随時(1級のみ年2回、6月・11月)
試験方式 3級 3題以内60分(筆記またはネット試験)
2級 5題以内90分(筆記またはネット試験)
1級 4科目180分(筆記試験)

セールススキル検定

 セールススキル検定は、セールスに不可欠な知識や技能に加えて、セールスパーソンとして重要な仕事に向き合う姿勢を作っている行動特性(コンピテンシー)を備えているかという点まで、評価する資格だ。

資格名 セールススキル検定(民間資格)
主催 セールスキャリア開発機構
受検者数 不明
合格率 3級71.7%、2級79.8~83.5%、1級96.0%(2021年度)
受験料 9,900~2万2,000円(税込)
実施頻度 随時(1次試験)年4回(2次試験)
試験方式 3級 78問60分 CBTによる選択式
2級 1次試験(CBT)2次試験(実技または課題提出)
1級 1次試験(CBT)2次試験(動画または小論文提出)

 未経験からIT営業への転職を目指すなら、資格を取得しよう。自分自身の学びはもちろんのこと、熱意の裏づけとなる。

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