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日本企業のデジタルトランスフォーメーションに必要な「プラットフォーム戦略」と「ミレニアム世代の活用」

2019/03/28 07:00

 「デジタルトランスフォーメーション(DX)」と一口に言っても各社によって、捉え方はさまざまだろう。営業チームにおいても、「業務効率化」「生産性向上」などさまざまな局面においてDXは今求められている。Sansan株式会社のデジタル戦略統括室で室長を務めるかたわら、世界のデジタルリーダー達が集うCDO(Chief Digital Officer Club)の日本支部を運営する柿崎充さんによれば、DXにおいてもっとも重要なのは「会社が提供する価値自体の転換」だという。米国の取り組みを例に挙げていただきつつ、日本企業が取るべき戦略をふたつのキーワードをもとに語っていただいた。

若き起業家はデジタル戦略統括リーダーへ

Sansan株式会社 デジタル戦略統括室 室長 柿崎充さん

――柿崎さんは経営者から大手外資系企業の社員へ転身されたのち、Sansanへ入社されたと伺いました。一風変わったバックグラウンドをお持ちですが、詳しくお聞かせください。

学生時代に知人と共同で起業した会社がキャリアの始まりでした。当時は就職氷河期だったこともあり、学生の起業が流行っていました。私たちは、ゴールドラッシュの時代に金を掘りに行くのではなくスコップやジーンズを売った企業のように、ネットバブル全盛期の2000年にネット系の会社を起こすのではなく、インターネットの回線やデータセンターをセットにした事務所をネット系の会社へ貸すビジネスに可能性を感じ、当時まだ珍しかったレンタルオフィスの会社を始めました。

その後、ソフト開発の会社を創業し、自身で開発もやりながら、会社が大きくなってからは営業という役割も担当しました。会社員を経験したいとも考えていたので、30歳の時に会社を売却し、PwCに入社しました。同社で7年間、戦略から会計システムまで幅広くコンサルティングを行いました。

Sansanに転職したのは、2013年です。「仕事でしか会わない相手と一生つながる」というEightのサービスに面白さを感じました。最初は経営管理部門に配属され、それまでエクセルなどで管理されていたバックオフィスのシステムをクラウド化する仕事に携わりました。サービスを繋げていきながら使っていくというクラウドならではの楽しさもここで知ることができましたね。

2017年からはデジタル戦略統括室でSansanのビジネスを広げる業務、一言で表すとマーケティングを担当していますが、営業や官公庁訪問なども行っているので業務内容は色々ですね。また私自身が、CDO(Chief Digital Officer)というコミュニティの事務局マネージャーを務めています。

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