クラウドワークスが「事務のDXに関する調査」を実施した。
事務におけるアシスタント領域(資料作成・メール対応)発注者数は前年比274%
同社が運営する「クラウドワークス」での事務領域の発注者数は増加しており、中でも資料作成・メール対応などのアシスタント領域における発注者数は前年比274%であった。なお、実際に2020年10月、11月にクラウドワークス上で発注された事例は次のとおり。
- 採用事務(面談調整、求人サイトとの調整、内定者対応)
- 法務のアシスタント業務(社内問い合わせ窓口、契約書作成にあたっての準備)
- 経理のサポート業務(入出金管理、メールでの問い合わせ対応)
- 営業事務(データ入力・分析、月次管理)
- オンラインセミナー・イベントの担当業務(セミナー開催場所の準備、メール対応)
テレワーク中に事務業務のDXを経験した人は99%
テレワーク経験のある会社員の99%は、何らかの事務業務のDXを推進していた。中でも「請求業務」「受注業務」「社内稟議」などの書類作成を必要とする業務は、4割以上の数値を示していた。なお、「押印手続き」の回答率は11%であった。
「現在もテレワーク」が55% 「出社へ戻った」は45%
テレワーク経験者へ回答時点でのテレワーク状況を尋ねる設問では、回答時点でテレワークを継続している人は55%、そして回答時点ではテレワークが解除され、原則出社の勤務形態へ戻った割合が45%という結果に。
調査概要
- 調査対象:「クラウドワークス」のユーザー200名
- 調査期間:2020年10月26日~27日