働き方改革やリモートワークなどこれまでの働き方が急激に変化しようとしている今、この春に新社会人となった方はどのように仕事をしていけばいいのか不安を感じることが少なくないはずです。上司や先輩も試行錯誤の中、それでも基本の型となるビジネスマナーは身につけておいて損はありません。
特に日常的にSNSやチャットアプリの利用が多くなり、電話・通話を使うことが減っている方の中には、社内での電話対応に恐怖を感じていることも。電話対応は、言わば一時的に会社の代表として相手とコミュニケーションすることに他なりません。
電話を受けて最初に何を言えばいいのか、担当者につなぐときはどうすればいいのか、相手の氏名や社名を聞き取れなかったらどうすべきか。不慣れでプレッシャーもあるかもしれませんが、一方で受け答えの形式を習得しておけば難なくこなせる業務でもあります。
こうした不安を解消できるビジネスマナーの教科書として、SalesZineを運営する翔泳社から発売されている『これだけ知っておけば大丈夫!「ビジネスマナー」のきほん』(監修:松本昌子)をおすすめします。
今回は「6章 電話応対を身につけよう」の一部を抜粋して紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。実際に使える例文や失礼のない言葉、担当者への取り次ぎやクレーム対応についても説明しています。
なお、本書では電話対応の他にも、あいさつや言葉遣い、身だしなみ、仕事の進め方、来客対応、訪問時の振る舞いやメール作成など、企業で働くために絶対に身につけておくべき基本的なマナーを解説しています