今前職に戻ったら絶対にもっと成果が出せる 体系化された営業の方法論
――営業部門に求められる人材像はどのようなものですか?
営業/営業マネージャーとして成功できる人の定義は非常に難しいです。逆の発想をすると、失敗する人の特徴は明確で「あきらめてしまう人」ですね。また、「これくらいでいい」「あすも今日と同じでいい」と、自分で自分にストレッチがかけられない人も失敗しがちです。自身を高めることを他人に定めてもらわないとできない人は、成功までの道のりが遠いと思います。
もうひとつ、頑固で変化に対応できない人は難しいです。当社の場合、新しいテクノロジー、新しいお客様、新しいパートナーが次々に出てきます。それに対応できなくては、成果が出せないでしょう。変化するということは「謙虚に聞いて、素直に実行する」姿勢を持つということなのですが、とても難しいことでもあります。
セールスフォース・ドットコムでは、お互いの営業ノウハウを共有していますし、周囲からフィードバックを受ける機会も多いです。フィードバックを前向きにアドバイスと受け止めるか、批判と解釈するのかで大きく変わってきます。謙虚にアドバイスを受け入れ、素直に実行する。それが変化に対応するということです。
あきらめない。常に自分自身に対する目標設定を高く持つ。変化に対応できる人。さらには変化を起こせる人が営業部門で活躍できるということかと思います。
――御社でフィールドセールス職を経験することで感じられるダイナミズムとは?
まず、営業の方法論と実行力が身につくことです。営業の仕事を定義するのは難しいと言いましたが、セールスフォース・ドットコムでは徹底的に言語化します。ふわっとした曖昧さを残さないため、やるべきことが明確になります。中途入社のメンバーに「もし、今の経験値を持って前の職場に戻ったら、もっと成果を出すことができると思うか」を尋ねると、ほぼ全員が「絶対できる」と答えます。単に「できる」ではなく、「絶対できる」と返ってくるのがポイントです。それほど当社には真に成果が出せる営業の方法論と実行力があります。
次に、お客様が素晴らしいです。特に我々の部門が担当させていただいているお客様は、熱心で成長意欲があり、謙虚だけれども自身のビジネスに誇りを持っていらっしゃいます。これからの世の中を引っ張っていく企業に伴走することができ、自身も大いに動機づけられます。
そして、ともに働く仲間も素晴らしいこと。今日よりも明日は成長していたい、もっとスキルを身に付けたい、お客様が価値を出すためには努力を惜しまないという仲間が多く、どんな立場でも自分なりのリーダーシップを発揮している仲間が多いので、自分も自然に引っ張り上げられます。
昨年2019年4月に「日本における事業拡大と社員の大幅増員」について発表させていただきました。それは、「日本をもっと良くすることに貢献したい」という意味だと捉えています。世の中の多くの人が会社勤めです。1社でも多くの成功企業が増えれば、そこで働く人たちの環境や待遇が良くなり、人口も増え、日本の活力が上がってくのではないか。企業を、そこで働くすべての社員様をハッピーにしたい。そこに貢献していくために仲間を増やしていこうとしているのだと考えています。
――これからともに働くことになるかもしれない仲間に、メッセージをお願いします。
人はなぜ働くのか。それは、成長したいからではないでしょうか。セールスフォース・ドットコムに入社して大きく変わった社員を何人も見てきています。当社では職位に関係なく、成長したい人たちを支援する環境が整っています。営業について、ビジネスについて、体系化されたスキルを蓄積したい、それらを思う存分発揮したいという方がいらっしゃれば、ぜひ応募いただきたいと思います。お待ちしています。