P&A Works Companyは、 G Suite および Office 365と接続し、 AIを活用することで顧客情報の集約と共有における入力作業を必要とせず、 顧客の感情の可視化を実現する、 次世代CRMサービス「Conductor CRM」を開発し、 10月10日より提供開始した。
Conductor CRMは、AIが従業員のメールから自動的に顧客情報を抽出し整理。 さらにコミュニケーションのエモーション解析により、顧客の感情を5段階で指標化。一切の入力/更新作業が不要であることから、営業担当者の作業の大幅削減が期待される。 また、感情の指標から今アクションすべき顧客が明確になり、 より効果的なリレーションシップ構築が促進される。
[顧客一覧画面]メールから自動抽出された顧客とその感情値
本サービスに接続可能なメールシステムはG Suiteおよび Office 365 を予定。 システム基盤は Google Cloud Platform を採用した。
今後の展開としては、以下を予定しているとのこと。
- 大組織向け機能(ユーザ権限による情報の階層トリミング等)
- 広告宣伝メールの自動判定/除外機能
- 顧客データのエクスポート機能
- 外部の企業データを活用した顧客情報補完機能
- API 実装による外部システムとの連携
- 情報ソースの拡張(名刺データ、チャットデータ、音声データ等)
- 主たる既存 MA/CRM/SFA/ERP サービスとの連携