ユーソナーは、ちゅうぎんフィナンシャルグループにユーソナーサービスが導入されたことを発表した。

導入の背景と目的
ちゅうぎんフィナンシャルグループでは、データ活用の高度化と非対面チャネルを活用した潜在ニーズ発掘体制の確立を目指し、そのひとつの施策として、法人向けのメールマーケティングを推進している。
顧客に対して的確な情報を届ける「One to Oneマーケティング」を目指すにあたって、保有する法人のメールアドレスは、部署や役職などの詳細情報の取得ができないため、役職や担当領域に応じたニーズを分析し、最適化された広告メール配信ができないという課題に直面していた。
同社では、この課題を解決するため、営業担当者が交換した名刺情報に着目した。グループ全体で名刺情報を営業に活用していくため、名刺管理ツール導入を検討した結果、企業情報&名刺管理アプリ「mソナー」を5,000ID規模で採用した。さらに、One to Oneマーケティングを実現するためのパーソナライズメールの配信や、法人の潜在ニーズにもとづいた営業活動を実現するため、「プランソナー」も導入した。
導入の決め手

1.LBCの網羅性の高さとデータ一元化の効率化
mソナーは、全国1,250万件の法人企業データベース「LBC」(※)を搭載しているため、名刺の電子化にとどまらず、企業データを活用したより多角的な営業活動が可能になると判断した。さらに、LBCは複数システムに散在しているデータを一元化する際の共通キーになり、効率的な名寄せが可能になる点も評価した。
2.顧客の潜在的なニーズとタイミングを捉えた営業活動
顧客の潜在ニーズにもとづいた営業活動を実現するため「プランソナー」も導入した。mソナーに集約した名刺情報をリスト化し、プランソナーで、各社の業界や企業規模など基本属性のほか、「DXに興味がある企業」や「脱炭素経営に積極的な企業」など顧客の興味関心といった定性的な情報を含む属性も付与できる。これにより、メールを送付する子役ごとにパーソナライズしたメールを配信することが可能になる。また、プランソナーでは、顧客の潜在的なニーズやタイミングを捉えることができるインテントデータを活用できることから、より確度のあるターゲティングリストも作成できる点も評価した。
3.トライアルで実感した導入効果
ユーソナー導入前のトライアルにて、登録した名刺データとユーソナーの企業データベースが持つ各社の興味関心情報を組み合わせてリスト化し、メール配信を行ったところ、従来の配信時よりもメールの開封やコンテンツのクリック率が向上するという結果が得られた。これにより、ユーソナーサービスの活用でOne to Oneマーケティングの実現に近づくことができると実感した。さらに、中国銀行の支店でもmソナーのトライアルを実施。法人営業担当者より「mソナーの情報が新規開拓営業先の情報収集に重宝した」という意見が寄せられ、営業現場でもユーソナーの企業データベースが有効に活用できることが確認された。
※LBC:日本全国の事業所に11桁の管理コードを採番したユーソナーの法人データ。業種や売上高、利益、従業員数、固定IPアドレスなどさまざまな企業の属性情報を紐づけて一元管理している。取引先データをLBCと突合することで、取引先をのぞいた精微なターゲティングを可能にする。
ちゅうぎんフィナンシャルグループ 執行役員 グループ営業戦略部長 毛利 俊仁氏のコメント
ちゅうぎんグループでは、地域のお客さまの「共創パートナー」として総合金融サービスを提供することを目指しています。お客さまごとの経営課題に応じたサービス提供を実現するためには、データ活用の高度化を進めることが不可欠であると考えています。ユーソナーの企業データベースを活用することで、今まで気づけなかったお客さまのニーズを把握し、今後の営業活動においてアプローチの精度が向上することを期待しています。また、将来的にはLBCを利用してグループ全体でお客さま情報の一元管理をすることで、グループ一体となってお客さまのニーズにお応えできる体制整備に活用できると期待しています。
