immedioは、提供する有効商談オートメーションツール「immedio」および展示会向けソリューション「immedio Forms」が、ミツモアに導入されたことを発表した。

導入の背景
ミツモアではプロワン事業が拡大する中で、ウェブサイトからのインバウンドリードが商談全体の6〜7割を占めるまでに増加していた。その中で、汎用的な日程調整ツールを利用していたが、営業用途としては不向きな点が多く、課題感を感じていた。
また同社では、インバウンドの増加は事業成長の裏返しである一方、ウェブサイトから発生したリードをスピーディーに商談化する仕組みが十分ではなかったため、夜間や休日の問い合わせは温度感が高いまま翌営業日へ持ち越されてしまうこともあり、機会損失のリスクが顕在化していた。
加えて、展示会後のさまざまな名刺処理や日程調整メールなど、本来の業務に集中できない構造的な負荷も課題だった。
導入の決め手
ミツモアの岡本氏がimmedioを知ったのは、SNSや業界メディアでの露出がきっかけだった。複数ツールを比較検討した結果、immedioは必要な機能が網羅されており、コストや将来の開発ロードマップも含めてバランスが取れていた。「他社ツールも見ましたが、総合的なバランスが良く、正直、初回の商談でもう導入を決めるイメージができましたね」(岡本氏)
また、展示会運用を効率化できる immedio Forms が同社ワークフローとフィットする点も決め手となった。
導入の結果
ミツモアでは、immedio導入後、ウェブ接客経由の商談が導入開始から1〜2ヵ月で全体の20〜25%を占めるようになり、インバウンドの立ち上がりが改善した。とくに、夜間や週末の問い合わせにも自動で対応できるようになったことで、機会損失が解消され、営業の初速が変わった。
展示会運用でも、Formsを使って名刺をスピーディーにデジタル化できるようになり、全員がその場で名刺を取り込み翌日にはすぐ架電を開始できる体制が整ったことで、手作業が多く非効率だった部分が善したという手応えを得た。
さらに、BDRを統括するミツモアの高橋氏も「immedioは動作が軽快で、フォルダ分けや商談タイプごとの整理もしやすい。設定項目も細かいため、我々の業務に合わせて柔軟に設計できる点が非常に助かっています」と語る。immedioのUI/UXは現場になじみやすく、成果につながる基盤となった。
