Salesforce入力エージェント「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」の開発・販売を行うベルフェイスは、ネットワークアウトソーシング事業を展開する丸紅I-DIGIOグループ・IT基盤サービスセグメントの丸紅ネットワークソリューションズが、営業・技術部門にbellSalesAIを導入し、Salesforce入力業務の効率化により商談記録作成時間を67%削減し、顧客対応時間の拡大を目指すことを発表した。

導入の背景
丸紅ネットワークソリューションズでは、ネットワークアウトソーシング事業において、顧客のICT環境の課題を洗い出し、技術的・経済的に最適な国内外回線・関連機器・各種ソリューションを提供している。ネットワークの設計・構築・運用・保守まで一貫したサービスを提案し、クラウドサービスやセキュリティ製品も含めたDX基盤の構築をサポートしている。
同社では、事業拡大に伴い営業・技術部門の活動量が増加する中で、Salesforceへの営業活動記録の入力工数が負担となっていた。また、案件の確度判断や記録内容に個人差が生じており、重要な顧客からのヒントやサインを見逃してしまうリスクが高まっていた。加えて、営業担当者の主観的な議事録では商談の実像が見えにくく、営業活動が属人的になることで、営業メンバー全体のスキルアップにも課題があった。
技術部門においても、プロジェクト活動記録工数の負担が大きく、記録が属人的かつ主観的で重要情報の見逃しリスクが懸念されていた。こうした背景から、営業・技術部門全体でSalesforce入力効率化とデータ品質の標準化を実現するため、bellSalesAIの導入に至った。
導入の決め手となったポイント
丸紅ネットワークソリューションズは、複数のツールを比較検討した結果、次の3点を評価しbellSalesAIの導入を決定した。
1.IT業界の専門用語にも対応できる精度の情報抽出
複雑な技術用語やネットワーク用語が飛び交う商談において、Salesforceに必要な情報を抽出できることを期待した。
2.営業・技術の両部門で活用できる柔軟性
全社展開を見据えた際、営業部門の商談だけでなく、技術部門のプロジェクト打ち合わせにも対応できる汎用性を評価した。
3.Salesforce連携のシームレスさ
アプリ起動から商談記録、Salesforce連携完了までがシームレスで、現場での定着が見込める操作性を評価した。
