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「オビ交換」など不動産業界のアナログ業務をオンラインで完結させる「フォレストOCR」がリリース

2019/08/30 10:40

 オープンルームは、不動産仲介業者が顧客への物件提案を行う際に用いる販売用広告図面(物件図面)の編集から紹介までにおける業務をすべてワンストップで完結できるオンラインサービス、「フォレストOCR」を8月30日にリリース。本サービスは、「日々の物件提案をよりスマートに」をコンセプトに掲げ、最先端のOCR技術によって物件情報の手入力を軽減することで、アナログな不動産業界における業務効率の改善とワークライフバランスの向上を図ることを目指すもの。

 

 不動産業界においては先端技術の導入スピードの遅れやそれに伴う膨大なアナログ作業(紙での資料管理やFAXを主としたやりとりなど)によって残業時間が他業種に比べても多くなっていると同社は考えている。同社が実際に不動産会社にヒアリングしたところ、1回の顧客への物件提案にかかる作業時間は約30分前後であり、1日の業務量の約20%に及ぶこともわかった。同社は本サービスを利用することで、その業務量が最大で80%近く削減できると試算している。

 また、不動産仲介業者が顧客への物件提案を行う際に、昔から行っている業務のひとつに「オビ交換」がある。これは、提案したい物件図面を顧客に手渡す際に、業者間で物件情報を共有するシステム「レインズ」などで見つけた物件図面を印刷し、「オビ」と呼ばれる他社の会社情報を自社のものと交換する作業のこと。通常、この作業は、紙で他社のオビ部分を折り返して、自社のものと挿げ替えてからコピー機で印刷するというアナログな手法によって行われてきた。しかしこの方法では、印刷に手間と時間がかかるうえに日々顧客に提案する膨大な物件情報が紙とともに廃棄されてしまう。こうした「オビ交換」に始まる物件提案業務をより効率化させたいという想いをきっかけに、オンライン上ですべての作業が完結できるサービスが必要だと考え、一定の開発期間を経て、本サービスの提供に至った。

 

フォレストOCRについて

1) 主な特徴

 本サービスは、不動産仲介業者向けに提供する業務効率化オンラインSaaS。物件図面の編集から提案までにおける業務をすべてオンライン上で完結することができる。

  • オビ交換も10秒で可能な画像編集
  • 複数イメージファイルをAI自動仕分け
  • テキスト検索を可能にする自動文字認証
  • 物件情報を丸ごとデータベース化
  • 選んで送るだけのメール送信
  • 顧客によるメール開封の確認もできるCRM機能
 
2)サービスプランと料金設定

 個人で営業している仲介事業者でも気軽に利用できる料金設定で、1アカウントあたり月額1,980円から案内。ニーズに応じて、ライト、ベーシック、プレミアムの3つのプランの選択が可能。

3)サービス名の由来と目指すビジョン

 フォレストOCRは、英語で「森」を意味する”Forest(フォレスト)”とサービスで導入されている最先端技術のひとつ、”OCR”を掛け合わせた名称。同社が事業を通じて向き合うさまざまな社会課題のひとつが自然環境問題であることに起因している。

 本サービスは、デジタル化によって不動産仲介業者における業務効率を改善するだけでなく、ペーパーレス化によって膨大な紙の消費を減らし、環境問題に対してポジティブなインパクトを与えることを目指している。

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