Sales Retrieverは、AGESTの営業組織において、企業リサーチ型商談準備AI「Sales Retriever」が導入されたことを発表した。

導入の背景
AGESTでは、主力であるテストソリューション事業を中心に、企業のシステム開発や運用支援を行っている。新規開拓を専門とする営業部署では、毎月100件以上の商談を担当しており、次のような課題を抱えていた。
【課題】
- 1件あたりの商談準備に約40分を要し、営業ひとりあたり月20時間以上を準備に費やしていた
- 初回商談の質が受注成果に直結するため、効率化とクオリティの両立が求められていた
導入の効果

1.商談準備時間を40分から15分に短縮
Sales Retrieverは、企業の公開情報(事業内容・組織構成・ソフトウェアテストに関する取り組みなど)をAIが自動で収集・構造化することで、従来手作業で行っていた複雑なリサーチ業務を効率化。これにより、1件あたりの商談準備時間は約40分から15分へと短縮された。
2.初回商談からの案件化率が2倍に向上
準備工数が削減されたのに加え、網羅的な情報を基に準備できるようになったことで、営業メンバーは仮説立案や提案資料の精度を向上させることができた。その結果、初回商談での惹きつけ力やヒアリングの深度が向上し、案件化率は前年比2倍に伸長した。