RevComm(読み:レブコム)は、2025年7月1日の組織改編によりプレジデントならびにCOO(Chief Operating Officer)職を設置し、取締役プレジデント & COO として平井康文(ひらい やすふみ)氏が就任したことを発表した。

就任の背景
レブコムは、2017年の創業以降、会話のコミュニケーションが発生するすべての場所における会話のビッグデータ化を目指している。音声解析AI電話「MiiTel」を2018年10月に発表後、ビジネスにおける音声コミュニケーションのブラックボックス化の解消と生産性向上を実現するため、ウェブ会議解析AI「MiiTel Meetings」、対面会話解析AI「MiiTel RecPod」、コールセンター解析AI「MiiTel Call Center」を提供している。
音声AIならびに生成AIを取り巻く市場環境の変化に伴う事業の成長を見据え、経営体制を盤石なものとするため、IT業界においてさまざまな経営経験を持つ平井康文氏が、取締役プレジデント & COOに就任することとなった。
平井康文氏のコメント
この度、ご縁を頂いて會田代表取締役率いるRevComm社の取締役プレジデント & COOに就任したことを大変嬉しく思います。企業のDX推進においてマルチモーダルAIが実用化される今、あらゆるビジネスシーンの音声会話に秘められた知見は莫大な価値を生み出します。正にAIが”Augmented Insights“とも訳される所以であり、RevCommがご提供するVoice Data Lakeマネジメントに興奮しています。これからは経営リーダーシップチームの一員として、お客様から信頼され未来を託される存在になる事を目指し、同社の企業価値の更なる向上に貢献できるよう尽力してまいります。
平井氏の略歴
1983年九州大学理学部数学科を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社し、社長補佐、通信産業事業部長、理事ソフトウエア事業部長などを歴任。在籍中には米国ニューヨーク州のIBMコーポレーション本社経営戦略部門でも勤務。マイクロソフト(現:日本マイクロソフト)で大手法人営業担当の上級役員を務めたのちに、シスコシステムズ代表執行役員社長として同社日本マーケットを統括。2015年からは10年間にわたり楽天グループの副社長執行役員CIO兼CISO(Chief Information Security Officer)としてグローバル6,500名のエンジニア組織を統括。公益社団法人経済同友会幹事、東京音楽大学特任教授、スタートアップ企業社外取締役を兼任。