「リサピー」を運営するIDEATECHは、営業活動において、マーケティング部門と連携しており、マーケティング部門から提供されるリード(見込み顧客情報)を活用しているBtoB企業(BtoBとBtoCの両方を展開している企業も含む)の営業責任者・担当者315名を対象に、BtoB企業のリードのミスマッチに関する実態調査を実施した。

約半数が、マーケティング部門から提供されるリードの品質について「不満」

「Q1.あなたは、マーケティング部門から提供されるリード(見込み顧客情報)の品質について、満足していますか(n=315)」と質問したところ、「全く満足していない」が9.8%、「あまり満足していない」が37.2%という回答だった。
リード品質に満足していない理由、「導入時期が不明確なリードが多いから」が45.9%で最多

Q1で「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した人に、「Q2.マーケティング部門から提供されるリードに対して、満足していない理由を教えてください(複数回答、n=148)」と質問したところ、「導入時期が不明確なリードが多いから」が45.9%、「予算や決裁権の情報が不足しているから」が42.6%、「購買意欲が低いリードが多いから」が39.2%という回答だった。
「マーケ側の調査不足」や「反応からフォローの動線が確立しない」などの理由も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答し人に、「Q3.Q2で回答した以外に、マーケティング部門から提供されるリードに満足していない理由があれば、自由に教えてください(自由回答、n=146)」と質問したところ、「マーケ側の調査不足」や「反応からフォローの動線が確立しない」など84個の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- マーケ側の調査不足
- 担当者自身の未熟さや意欲不足
- 反応からフォローの動線が確立しない
- 案件化に時間がかかる
- 製造部門との協議がされていない
- 市場調査が中途半端で、顧客ニーズとずれている
- 自分たちが取れそうなところは自分たちで抱え込んで、ややこしそうなところばかりこちらに回してくるから
- 角度や決定者情報が不足
- 一方通行でこちら側の要求が通らない
【調査概要】
調査名称:調査名称:BtoB企業のリードのミスマッチに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年6月18〜19日
有効回答:営業活動において、マーケティング部門と連携しており、マーケティング部門から提供されるリード(見込み顧客情報)を活用しているBtoB企業(BtoBとBtoCの両方を展開している企業も含む)の営業責任者・担当者315名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある