イノーバは、従業員数250名以上のIT企業に勤めるマーケティング部門責任者100名を対象に「『質のいいリード』の定義と課題」に関するアンケート調査を実施した。
質のいいリードとは「商談化しやすいリード」「具体的な課題や要望が明確なリード」

マーケティング部門責任者に「マーケティング部門のあなたが考える『質のいいリード』とは、どのようなリードだと思いますか。(複数回答)」と質問したところ、「商談化しやすいリード」「具体的な課題や要望が明確なリード」が67%で同率1位となった。
マーケティング部門責任者の約9割がリードの質に課題感


マーケティング部門責任者の約9割がリードの質に課題を感じており、そのうち66.3%は「商談化率の低さ」を理由として挙げた。
営業部門への引き渡しにともなう課題、1位は「基準や定義が曖昧」

営業部門との連携面での課題は「リードの引き渡しの基準や定義が曖昧」(57%)がもっとも多く、「リードの状況や進捗に関する情報共有が不十分」(52%)が続いた。
「質のいいリード」を獲得するために必要なこと、約7割が「適切なターゲット設定」と回答

「質のいいリード」を獲得するために必要なこととして、マーケティング部門責任者の約7割が「適切なターゲット設定」と回答した。
リードとの関係を深める課題、「競合との違いを明確に伝えられていない」など

リードとの関係構築に関する課題としては、「競合との違いを明確に伝えられていない」「真のニーズや課題を十分に引き出せていない」といった声が回答者の半数以上から寄せられた。
【調査概要】
調査機関:イノーバ
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年5月20日~5月22日
有効回答:従業員数250名以上のIT企業に勤めるマーケティング部門責任者100名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある