ソーウェルバーは、顧客理解を深める分析・考察ソリューション「HAKURAKU(ハクラク)」の提供を開始した。

開発の背景
現代のビジネスにおいて、顧客理解や市場調査、商品・サービスの特性を正しく把握することが重要である。しかし、企業はその重要性を認識しながらも、データの収集や活用方法、分析手法に課題を抱えている。また、すでにデータ分析を実施している企業でも、特定のスキルや経験を持つ限られた人材に依存しがちで、コストと時間がかかっている。
HAKURAKUは、生成AIを活用し、コストと時間を要するデータ分析・考察業務を実行できるよう設計されている。初心者でも経験者に近い視点で考察が可能で、経験者はより深い考察を得ることができるようになる。また、業務効率化によって生まれた時間を活用することで、ユーザーはAIでは代替できない業務に集中できるようになるため、企業のDX推進や人手不足といった社会の課題解決にも貢献する。
特徴と機能
仮説検証を繰り返し実行

出力結果をもとに新たな着想を得ることや、異なる観点からさらに深掘りして再分析を行うことが可能になる。HAKURAKUが導き出す分析・考察結果をもとに、さらに人が考察を重ねることで、AIと人の思考をかけ合わせ、深い顧客理解を得ることが可能になる。
AI分析機能(カスタマージャーニー、ペルソナ生成機能)

検索ワード・商材名・カテゴリの3つを入力するだけで分析を開始。3種類のペルソナ、カスタマージャーニー、ストーリー、カテゴリーエントリーポイント(CEP)などが生成される。また、実際の投稿リスト(ポスト一覧)も確認でき、投稿内で同時に出現する共起語のリストやクラスタリングの結果、AIによる投稿分類も同時にアウトプットされる。
ポストグループ分析機能
生成されたペルソナやカスタマージャーニーなどに加え、共起語を指定して絞り込んで投稿を選択したり、投稿分類にある投稿を「ポストグループ」に格納したりすることで、任意の投稿群だけで新たにペルソナやカスタマージャーニーなどを生成できる。
商材認知分析機能

AIを活用し、商材やサービスの一般的な認知情報や購買検討時のポイントを分析。競合サービスとの比較も可能になる。
ネガポジ分析機能

検索ワード・商材名・カテゴリを入力するだけで、SNS投稿データを自動収集する。ポジティブ・ネガティブ分析に加え、感情的な投稿(エモーティブポスト)を抽出し、商材に対する「好まれている点」と「課題点」を整理する。