エンミッシュは、セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)の新しいパートナーモデル「OSPプログラム」によるBtoBセールス特化型BPaaSモデルサービスの提供を開始した。
提供の背景
アウトソーシング市場自体は世界で1兆ドルの市場規模があり、その中でもBPaaSでのアウトソースの成長率は年平均22%と高成長の市場と言われている(※1)。
国内においてもBPO市場規模は4.5兆円ほどあり、今後も右肩上がりになることを予測されている(※2)。
このような市場に対し、SalesforceはITを活用したアウトソーシングの高付加価値化を支援すべく、アウトソーサーがSalesforceのライセンスを所有・運用するビジネスモデルOSPプログラムを新たに展開した。
その中で、エンミッシュは事業領域の広さと取り組み内容が評価され、このたびSalesforceのOSPプログラムによるBtoBセールス特化型BPaaSモデルサービスの提供開始に至った。
※1 McKinsey & Company. (2021). A new era for business-support-function and IT outsourcing.
※2 出典:矢野経済研究所「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場に関する調査(2022年11月8日発表)」
Salesforceの「OSPプログラム」について
OSPとは「Outsourcing Service Provider」の略称で、Salesforceのパートナー企業であるアウトソーサーがSalesforceのライセンスを所有・運用し、専門知識とITを統合した利用によりアウトソーシングの成果の最大化を図る。
BPaaSとは
BPaaSとは「Business Process as a Service」の略称で、BPO(Business Process Outsourcing)とSaaS(Software as a Service)を掛け合わせたようなビジネスモデル。
BPOのように業務を外部に委託し、SaaSを業務プロセスの中に組み込むことで効率化を図り、DXの加速を促す。
BPaaSを導入することで効率性の向上やコストの削減、また企業の成長やニーズの変化に合わせてサービスを柔軟に拡張や縮小できるようになる。
「OSPプログラム」でエンミッシュが取り組むこと
エンミッシュは、Salesforceを活用したBtoBセールス支援に特化したソリューションを提供している。
Salesforceのデータ統合機能を活用し、セールスからマーケティング施策までをデータドリブンで改善し、さらにインサイドセールスの組織立ち上げから実働までを包括的にサポートし、安定的な商談創出を図るための支援に強みを持っている。
このような強みを持つエンミッシュのBPaaSモデルサービスでは、BtoBセールスプロセス全体を通じて営業活動の効率化とリードの質の向上を可能にし、顧客管理や商談進捗の透明性を高め、成約率を向上させると同時にマーケティングとの連携を強化することで、顧客ライフサイクル全体において価値を提供する。