コーレは、資料請求や資料ダウンロードの一般的なリード獲得手法を一歩先へ進め、顧客が実際に資料を閲覧している「いま」その時間に営業担当者へ通知を届ける営業支援ツール「資料なう」の提供を開始した。
背景と課題
企業が見込み顧客(リード)を獲得するうえで、資料請求や資料ダウンロードは常套手段となっている。しかし、リード情報をもとに電話をしても、相手がまだ資料を読んでいないケースや、後ほど確認する予定でとりあえず請求したケースが散見される。また、社内の共有やアーカイブ目的で資料をダウンロードすることも多く、実際に顧客が検討に熱心な状態とはかぎらない。
このような状況では、営業担当者が「いま必要としている」顧客にベストなタイミングで連絡できず、効果的なフォローアップ機会を逃し、営業効率の低下や、適切なコミュニケーション機会の損失が生じていた。
コーレでは、これらの課題を解決したいと考え、資料なうのリリースに至った。
特徴
1.リアルタイム通知で営業タイミングを確保
資料を受領した顧客が実際に電子資料を開いた瞬間を検知し、営業担当者へ通知する。「いま、資料をご覧いただいているかと思いますが……」と切り出す営業電話が可能になり、顧客の関心度がピークに達しているタイミングでアプローチできる。
2.SaaSではなく組み込み型
資料なうはクラウド上のSaaS形式ではなく、顧客環境に導入するパッケージ型ソフトウェア。月額料金などの継続的な費用は発生せず、アカウント数の制限もない。長期的なコスト削減と自社セキュリティポリシーへの適合を両立する(イレギュラーな要望がある場合は、別途見積り)。
3.通知ツールを自由にカスタム可能
通知方法は、メールやSlack、Microsoft Teams、LINEなど、ユーザーが普段利用するコミュニケーションツールに合わせて自由にカスタマイズが可能。これにより、既存のワークフローを維持しつつ、活用できる。
4.営業効率と顧客体験の向上
顧客が資料閲覧中の「いま」を正確に捉えることで、営業が適切なコンテキストで会話を始められ、商談化・成約の確度を高めることができる。同時に、顧客側も必要なタイミングで情報提供を受けられるため、顧客体験の質的向上にも寄与する。
5.シンプルな操作方法
操作方法は「資料のPDFを用意する→資料なうにアップロードする→出力されたURLを見込み顧客用資料として使う」というシンプルさで、資料の差し替えも同じURLのまま実施できる。