求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップは、営業活動を効率化するCRMアプリ「レコリン」を開発・導入し、営業社員の業務を効率化したと発表。
同社は社内業務の自動化組織「dip Robotics」を2018年11月に設立し、AIやRPAを活用した業務効率化を推進してきた。取り組みの一環として、営業活動を効率化するCRMアプリ「レコリン」を開発。「レコリン」では、機械学習技術を用いて顧客データ整形や顧客特徴に基づいたニーズ分類を行い、データ最適化を行う。その後、訪問すべき企業をプッシュ通知で提案することで、顧客探索にかかる時間を半分に削減した。また、実際の業務に合わせた使いやすいUIを採用することで、商談内容の入力、報告をスムーズにし、業務を効率化している
「dip Robotics」では、これまでロボット約60体を稼働させ、約103,000時間(2019年6月末実績)の業務削減に成功している。また、RPAの導入とともに、社内業務の構造化にも取り組み、不透明だった業務の見える化にもつながっている。