丸紅情報システムズ(以下、MSYS(エムシス))は、米国Dropboxが提供するクラウド型共同作業ワークスペース「Dropbox」の操作やシステム連携を自動化するMSYS独自のソリューション「WinActor for Dropbox」の提供を開始することを発表した。
提供開始の背景
Dropboxは、クラウド上でのデータ管理、共同編集、検索機能、脱PPAPを可能にする共有リンク機能など持つサービスだが、活用が進む中でファイル操作や権限管理、ファイル共有リンク発行などの定型業務効率化が新たな課題となっている。
MSYSのWinActor for Dropboxは、直感的な操作性と安定性によってユーザーは容易にダウンロードやアップロードなどのファイル操作、ユーザーの招待や削除、共有リンクの発行や削除、グループ編集など、Dropboxに実装されたさまざまな機能の自動化を可能にする。自動操作はすべてAPIを利用したシステム連携で行い、自動化プロセスを構築。利用者はAPIやプログラミングの知識を必要とせず、RPAツール「WinActor」のプロパティ画面で設定することができ、業務の効率化を図る。
Dropbox Japan パートナー営業本部長 佐藤郁朗氏のコメント
このたび、「WinActor for Dropbox」がリリースされたこと、歓迎致します。
Dropboxには、業務効率化を実現するための様々な機能と、それらを便利にご利用いただくためのAPIが実装されていますが、今回の「WinActor for Dropbox」は、DropboxへのAPI連携をさらに簡素化するための製品です。今回の連携により、Dropboxによる業務効率化・高度化の実現を、低コスト・スピーディに実現可能となるため、既存のユーザー企業にはもちろん、これからDropboxの導入をお考えの企業にも大きく貢献できると確信しています。