Magic Momentは、同社が提供する「Magic Moment Playbook」のアドオン機能「Playbook Copilot」を三井物産が導入したことを発表した。
「Playbook Copilot」は商談の自動記録、自動仮説構築などの機能を提供し、営業活動の自動化とデータ収集の効率化を統合環境で実現する機能。
三井物産では、「Magic Moment Playbook」とそのアドオン機能「Playbook Copilot」をグループ各社及び投資先企業に順次導入し、営業データの収集と分析を自動化を目指す。これにより、営業チームはリアルタイムで得られる洞察をもとに効果的な戦略を立案し、経営層はこれらの情報をもとに意思決定を行うことが可能となる。
またMagic Moment Playbookのコア機能と連動させることで、営業プロセスの煩雑な作業の月間ひとりあたり80時間の削減を目指す。さらにアドオン機能「Playbook BI」の導入により、収集されたデータがリアルタイムで可視化され、経営層はグループ子会社や投資先企業の営業状況を把握し、重要な経営判断を行うことが可能になる。
三井物産ICT事業本部デジタルマーケティング事業部長 赤司哲朗氏 コメント
Playbook Copilotの導入によりMagic Moment Playbook活用の幅が3次元から4次元に広がり、営業活動のみならず経営判断をも含めた網羅的な企業活動が飛躍的に発展することを期待しています。今後も様々なAI機能が実装されていくことによるプロダクトの更なる進化、また人とAIの協調が創り出す新しい世界を見られることが嬉しく、そして楽しみでもあります。
Magic Moment 創業者 兼 CEO 村尾氏コメント
私たちのコアアセットが三井物産様のような業界リーダーの経営意思決定プロセスに貢献できることを誇りに思います。この取り組みが示すように、多くのデータ資産を持ち、幅広いビジネスを展開しているエンタープライズ企業を中心に、AI の正しい活用は経営レベルの意思決定の正確性・スピードを新たな段階へと導くことができると確信しています。それは巷に雨後の筍のように登場しているコンテンツの生成用途に部分最適化されたものにAI活用が留まることではありません。