クラウド営業支援ツール「Mazrica」やデジタルセールスルーム「DealPods」を運営するマツリカは、4月22日に新オフィスへ移転した。
今回のオフィス移転は、メンバーが今まで以上に心地よく楽しく働ける環境をつくることでオフィスを「つい行きたくなる」ような場所にし、ビジョン・カルチャーの発信源となることを目的に行った。
概要
コロナ禍でリモートワークを取り入れる企業が急増した中、マツリカでは創業当初からオフィス/リモートワークの選択ができ、個々の社員が生産性を高められるような働き方を推奨してきた。そのような中、コロナ禍も明け、企業には次世代のオフィスの形が問われている。
マツリカでは顧客に最大の価値を提供し続けるために、出社による対面コミュニケーションの重要性をあらためて考え、新たなオフィスに「つい行きたくなるような場所」を掲げることで、オフィスでのコミュニケーションやコラボレーションを促進し、オフィスとリモートワークのハイブリッドで働きやすくなる環境づくりを図る。
「つい行きたくなるオフィス」とは
マツリカでは成果を最大化するため、それぞれのメンバーがそれぞれの業務でもっとも適した勤務環境や方法で働くことを推奨している。また、リモートワークのみではコミュニケーションの重要な要素である非言語的な、その場の雰囲気・表情・態度が伝わりにくく、新たな社員の入社時のオンボードや雑談からのアイデア出しなどが効果的に行いにくい。このような弊害により、オフィスによる対面での勤務の重要性が上がる中、マツリカではどうしたらメンバー自らが自然と出社を選択するようなオフィスになるかを考え続けてきた。
そこで新たなオフィスでは、オフィスに来た社員がその業務内容に応じた空間を選べるように設計。軽食を楽しみながら気軽に雑談ができるスペースや、セミナーやイベントが行えるスペース、あるいは顧客企業との面談に用いるのに十分な数の会議室やウェブ接客に集中できるようなテレワークスペース、そしてオフィスにいながらひとりで集中したい際に用いるデスクなど、幅広いシーンに適した環境を構築した。
オフィスならではの対面コミュニケーションを促進するためには、業務だけでなく業務外の雑談や飲み会、社内イベントが行いやすくなるようなレイアウトや導線を整え、「今日はオフィスでの用事はないけど誰かと話したいな」「オフィスにいればたくさんの人がいて楽しいし寄ってみようかな」と思えるようなオフィスの実現を目指す。