マルチチャネルフォーム「Ask One」を提供するクリエイティブサーベイは、「Ask One」がAIを活用した生産性向上およびコラボレーションソフトウェア「Notion」との連携開始を発表した。
提供背景
Ask Oneはあらゆる顧客接点の入力インターフェースを統合することで、営業機会を逃すことなく商談化率・受注率・契約継続率の向上を図るマルチチャネルフォーム。
あらゆる顧客接点で収集した「顧客の声」を活用して具体的な改善アクションを生み出すためには、収集した情報を適切なデータベースに連携しプロジェクトメンバーに共有するなど、社内でのコラボレーションが重要となる。
今回、Ask OneとNotionが連携することによって、顧客の声をもとにした企業内コラボレーションの加速と業務改善に貢献する。
期待する効果
- フォーム入力でNotionデータベースに新規ページ登録
Ask Oneのフォームで収集した回答内容を、Notionのデータベースに新規ページとして登録することができるようになる。
フィードバックフォームや問い合わせフォームなどで収集した顧客の要望や声をデータベースに登録することで、社内に共有し、それらをもとに顧客へのアクションを検討することが可能になる。Ask Oneではフォームの入力値に応じて投稿されるデータベースを指定することもできるため、情報の質に応じて柔軟なデータ管理を行うことができる。
また、フィードバックがあったユーザーのブラウザ情報やページの表示時間などを回答と合わせて取得し連携するなど、柔軟な設計を行うことも可能になる。
- Ask Oneの「参照マジック」によって登録済みのページを柔軟に上書き更新
データベースのプロパティに設定したキーを指定し、フォームのURLにパラメーター付与するか、フォームの入力値に含めることでNotionのデータベースを検索し、該当する登録済みのページを上書き更新することができる。
さらに、Notionのデータベースに登録された情報をフォーム側に表示させ、フォーム内のページ分岐条件として設定することも可能になる。
CRM、プロジェクト管理、従業員管理などでNotionを利用しているケースにおいても、柔軟なデータ管理を実現するインターフェースとしてAsk Oneを活用できる。
【参照マジックとは】
「参照マジック」は、従来のデータ収集のみにフォームを活用するのではなく、その場でデータの「活用」ができる環境を構築することで、オンライン・オフライン問わず顧客に合ったタイミングで顧客に合ったコミュニケーションを可能にする。
Ask Oneのフォームにデータが入力されると、CRMやMAなどの自社データベースや公開されているオープンAPIからデータ資産をリアルタイムに参照して活用することが可能になり、フォーム上の体験を変える。
ユースケース
- ポップアップで収集したフィードバックをNoiton連携
Ask Oneではウェブサイト上にポップアップを表示させ、サービスを利用している顧客が気軽にフィードバックを投稿することができるフォームを作成することができる。
投稿された顧客フィードバックをNotionのデータベースに連携することで、メンバー間に情報が共有され、改善アクションを進めることが可能になる。
また、複数のサービスへの連携を同時に設定することも可能なため、Notionへのデータベース登録と同時にSlackやTeamなどの社内コミュニケーションツールに通知を行うことができる。
- 従業員向け各種ヒアリングフォームの回答ステータス管理
Ask Oneは、従業員向けのセキュリティ運用チェックシートや、社内イベントの参加受付、メンタルヘルスチェックなどさまざまな社内フォームでも活用できる。
事前に従業員データベースをNotion上に作成しておくことで、フォームの入力値によって回答ステータスを管理したり、回答値をプロパティに上書き更新することで、さまざまな社内フォームを柔軟に管理することが可能になる。
さらに参照マジックを活用することで、前回の回答データをフォーム画面上に表示したり、フォーム項目に入力済みの状態にして更新箇所だけを編集して送信することができるフォームを作成することも可能になる。
Notion Labs Japan ゼネラルマネジャーアジア太平洋地域担当 西勝清氏のコメント
「コネクティッドワークスペース」であるNotionは、さまざまなツールとの連携をその強みの一つとしています。今回、Ask OneとNotionのデータベースが柔軟に連携することで、Ask Oneがお客様により良い顧客体験を提供し、ビジネスの成長を支える強力なツールになると確信しています。そして、その過程にNotionが貢献できることを光栄に思います。Notionで管理されるデータの活用の幅が広がり、さらなる生産性向上とコラボレーションが促進されることを期待しています。