セールスエンゲージメントプラットフォーム「LEADPAD(リードパッド)」の開発・提供を行うRocketsは、セールスインテリジェンス領域における「データクレンジング機能」の実装およびSalesforceとの同期連携を発表した。
「データクレンジング機能」により重複したリードのマージ、不正確な情報の修正、欠落している情報の補完などを行うことで、顧客データの品質向上と効率的なデータ管理に貢献する。
データクレンジング機能の特徴
特徴1:重複データの自動クレンジング
LEADPADにアップロードしたリード情報に重複データがある場合、それらのデータを名寄せすることが可能。名寄せ作業ではメールアドレス、姓名、電話番号などの要素を利用して重複の判定を行い、名寄せ対象となるデータの件数を把握することもできる。
名寄せ処理を行った後は、重複していたリードデータがひとつに統合される。その際、リードソースや過去のアクション履歴などに関連する情報もすべてマージされる。
特徴2:Salesforceデータと自動同期
Salesforceの「リードオブジェクト」と「取引先責任者オブジェクト」と同期連携し、LEADPADで行った名寄せ作業は自動的にSalesforceにも同期され、データの重複や不整合を防ぐことでデータの整合性を確保する。さらに、CRMに蓄積されたデータをマージすることで、商談や受注に関するデータの分析が可能となる。
たとえば顧客のデータを統合することで、顧客との関係性や購買履歴を包括的に把握し、ニーズやトレンドを理解することが可能になる。これにより、営業活動やマーケティング戦略の最適化を可能にし、営業チームの生産性向上に貢献する。
活用事例
業種:IT・通信
従業員数:500~1,000名
【担当者のコメント】
弊社はLEADPADリリース当初から導入しております。以前からSalesforceを利用しており、LEADPADを連携することで蓄積しているリードへのナーチャリングが実現できそうという観点から導入を決めました。弊社は全国の支店の社員がSalesforceを活用しているため、重複データや無効データが多い状態でしたが、今回リリースされた「データクレンジング機能」を活用させていただき、約200,000件の重複データを名寄せすることができました。今後もLEADPADのアップデートを楽しみにしております。