電通デジタルは、クライアント企業の高度なマーケティング戦略実現を目的に、CRM(顧客関係管理)を得意とするSalesforceに組み込まれたハイパースケールデータプラットフォーム「Salesforce Data Cloud」と、ビッグデータの蓄積・管理に適したクラウド型データプラットフォーム「Snowflake」を連携した両基盤の導入・活用支援サービスの提供を開始した。
SalesforceとSnowflakeは、相互のプラットフォームに蓄積したデータをセキュアな環境でリアルタイムかつオープンに共有できるよう連携を強化しており、今回、CRMを中心としたSalesforce Data Cloudと、CRMデータ以外も含めた全社横断型の時系列データを有するSnowflakeのリアルタイムでの連携が開始(※2)されたことで、広範囲の領域におけるさまざまな分野のデータの分析・利活用が可能となった。
電通デジタルでは、SalesforceとSnowflakeの両プラットフォームにおいて、開発・実装・運用を含めたデータ活用支援のためのコンサルティングや統合ソリューションの提供を行っており、Salesforce製品・サービスとSnowflakeを活用した統合支援を行う社内専門チームを設置している。(※1)
今回のサービス提供開始により、電通デジタルは、クライアント企業のマーケティング施策において、製品導入から顧客のニーズをとらえた両データ活用による戦略立案、安全なデータ管理を行うためのデータマネジメント、施策実行までを一気通貫で支援する。Salesforce、Snowflakeとの連携強化や導入支援・活用支援を通じて、マーケティング戦略における総合的な運用力やパフォーマンスを高度化し、企業が抱えるデジタルマーケティング領域の課題解決、ビジネス成長に貢献していく。
※1:電通デジタル、変化する顧客ニーズを瞬時に捉える「リアルタイム CRM」の実現へ-SalesforceとSnowflakeの統合支援の専門チームを発足-(2023年5月30日発表)
※2:Salesforce、企業の生成AI活用の信頼性と柔軟性をさらに高めるEinstein 1 StudioおよびData Cloudの新機能を日本市場で提供開始(2024年3月8日発表)